現地紙で読む最新情報
 2004年8月16日速報

◆香港の選挙制度改革、公開諮問を1カ月延長(香港各紙8月15日付)
 香港特別行政区政府は8月11日、香港の政治体制改革に関する第3次報告の公開諮問期間を予定より1カ月延長し、9月30日まで意見書を受け付けると発表した。4月26日に全国人民代表大会常務委員会が香港基本法(ミニ憲法)の解釈を下し、2007年の行政長官選挙、08年の立法会議員選挙からの全面直接選挙の実現を否認した。これを受けて5月、この問題を検討するタスクフォース「政制発展専責小組」は実務的な修正点を列挙した第3次報告を提出し、各団体や一般市民の意見を募っている。

◆香港の越境バス、6路線が運行開始(香港各紙8月15日付)
 8月16日正午、香港各地と深セン市の皇崗出入境管理所とを往来する越境バス6路線が運行を開始する。無免許営業の越境バスが増えて落馬洲・皇崗出入境管理所の渋滞が深刻化していることから、運輸署は無免許バスの取り締まりを強化する一方、乗客の需要にこたえて新路線を認可した。運行を開始するのは旺角、油麻地、観塘、湾仔、●湾、KCR錦上路駅と皇崗をそれぞれ往復する路線で、発着駅が錦上路駅の越境バスはKCR西部線の運行時間と連動するが、それ以外の5路線は10分から16分間隔で24時間運行される。利用の際はあらかじめ乗車券を購入し、乗車時に現金もしくはオクトパスカードでの運賃支払いはできない。
セン=土ヘンに川。●=草かんむりに全

◆北米産ニンジン、空港で没収増える(香港紙「太陽報」8月16日付)
 米国やカナダからの旅行者がニンジンを持参して香港税関で没収されるケースが増えている。漢方薬材として利用されるニンジンの一種、花旗参は「動植物(絶滅に瀕した動植物の保護)条例」で輸出入が制限されているため購入地の輸出許可証がない場合、香港漁農自然護理署に許可証の申請が必要で、違反した場合は2年以下の禁固刑あるいは500万香港ドル(1香港ドル=15円)以下の罰金が科せられる。今年2月末までに空港税関で7件の違反が見つかり、うち5〜6割は旅行者が土産として持ち帰ったものだった。北米産ニンジンは高品質で香港で買うより割安といわれ、手土産として人気がある。

◆香港・元朗の子ワニ、名前決まる(香港各紙8月16日付)
 昨年11月、香港新界地区の元朗南水囲で発見されて話題になり、先ごろ捕獲されてカドゥーリー農場で飼育されている子ワニの名前が「貝貝(英語名・Pui Pui)」に決まった。「赤ちゃん」を意味する言葉は発見時の子ワニの様子に合っているというのが理由。約1600通の応募があり、作家の査良●氏、保育キャンペーンのイメージキャラクターを務める歌手の古巨基(レオ・クー)氏ら5人の審査委員が6つの優秀作品からこの2つを選んだ。
●=金へんに庸

◆深セン塩田港、米企業と物流園区を開発(香港紙「香港経済日報」8月11日付)
 中国広東省深セン市の塩田港を運営する塩田港集団は8月10日、米物流大手のプロロジスと「国際物流園区」を建設する契約を交わした。同物流園区は保税物流センターの機能を持ち、敷地面積は20万平方メートル、投資総額は10億元(1元=13円)となる。3期に分けて開発し2009年の完成を目指す。保税物流に関する中央政府の認可が得られれば香港同様の自由港として直接の競合関係となることも見込まれる。
セン=土ヘンに川。

◆深セン湾公路大橋の出入境施設が着工(中国系香港紙「香港商報」8月11日付)
 香港・元朗と深セン市蛇口を結ぶ橋りょう「深セン湾公路大橋(深港西部越境ルート)」に設置される税関・出入境管理施設の建設が10日に始まった。同施設が建設されるのは深セン東角頭の埋め立て地。施設の建築面積は55万平方メートルで、2006年7月末の完成を目指す。1日当たり6万人の出入境が可能となるほか、香港と深センのボーダーで初めて1カ所で双方の審査を一括して行う「一地両検」システムが導入される。
セン=土ヘンに川。

◆深セン華僑城集団、香港での上場を計(中国系香港紙「大公報」8月9日付)
 中国広東省深セン市のテーマパークを運営する深セン華僑城集団が香港での上場を計画していることが明らかとなった。華僑城集団は香港のメーンボードに上場し、80億ドルの資金調達を計画している。上場主幹事は中銀国際とみられている。同社は傘下にテーマパーク運営会社の華僑城のほか、家電メーカーの康佳集団という2社の国内上場会社を擁している。現在、北京市、上海市での数十億元単位のプロジェクトを計画しているため、グループ全体の上場を考えているもようだ。
セン=土ヘンに川。