現地紙で読む最新情報
 2004年5月24日速報


◆中国の国家統一法、香港への適用は未定(香港紙「明報」5月22日付)
 中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)が「国家統一法」の制定に向けて動き出したとの報道に、香港特別行政区政府スポークスマンは22日、「法案は検討段階であり、香港に適用されるか未定である。現段階でいかなるコメントもできない」と述べた。「中国の分裂や破壊、または中国の統一を阻止する行為を重罪と認める」「隠匿されたり、国外逃亡した罪人の時効は100年」などの内容が検討されているという。

◆香港伝統のまんじゅうレース、復活ならず(5月23日付香港各紙)
 香港民政事務局の何志平(パトリック・ホー)局長をはじめ香港特別行政区政府担当官と建築専門家らは5月22日、長洲島を視察し、27日に予定していた「搶包山」(まんじゅうを積み重ねた塔によじ登り、頂上の1個を奪い取るレース)の開催を今年は認めないとの最終判断を下した。これにより、1978年に塔が倒れてけが人が出る事故が起きて以来、取りやめになっていた伝統行事の復活は見送られた。何局長は「安全対策など準備の時間が足りなかった。来年はきっとやる」と語り、復活に向けて政府も支援すると約束した。

◆香港人の中国本土旅行、延べ5260万人に(香港紙「星島日報」5月21日付)
 香港統計処の資料によると、観光目的で中国本土へ入境した香港人は2003年、延べ5260万人だった。重症急性呼吸器症候群(SARS)の影響によって02年より約20%減少した。旅行先は94%が広東省で、うち深セン市が最も多く、約半数は日帰りだった。旅費は総額約204億香港ドル(1香港ドル=15円)。1人当たりの平均消費額は600香港ドルで、02年の690香港ドルを下回った。また中国広東省内での平均消費額は480香港ドルだが、同省以外ではこれより高い2600香港ドルだった。

◆ラマ島フェリー、運賃値上げ計画(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」5月21日付)
 港九小輪(香港島・九竜半島小型フェリー=HKKF)が香港島セントラル、香港島南部のアバディーンとそれぞれラマ島を結ぶフェリーの運賃を1香港ドル(1香港ドル=15円)値上げする方針であると報じた。HKKFは1999年以来、燃料費の値上がりや利用客の減少などにより、累計赤字額が約1200万香港ドルに上っており、運賃値上げの検討に踏み切ったという。HKKFは現在、政府からの支援も要請している。

◆風俗店、隠しカメラの映像を販売(香港紙「明報」5月21日付)
 香港警察は5月20日、旺角(モンコック)で風俗店の一斉摘発を行った。ネーザンロードのマッサージ店で売春が行われているとの情報を受けた当局は同日、私服警官を潜入させ、経営者とみられる男性と不法滞在していた18〜26歳の中国人女性4人を連行した。店内には小型カメラが設置されており、売春時の映像を撮影して販売していたとみられている。

◆中国・広州新空港、6月28日開港へ準備進む(香港紙「香港経済日報」5月21日付)
 中国広東省広州市で建設されている新白雲国際空港で5月20日、開港前の模擬演習が実施された。6月28日の開港を目指し準備が着々と進んでいる。同日の模擬演習には2500人の一般市民が参加。搭乗手続きや手荷物の安全検査、預け荷物の手配などの演習が行われた。今後も演習を繰り返した後、6月28日には開港式典を行い、7月上旬に現在の白雲空港からの移転を完了させる予定だ。

◆中国深センのエイズ患者、年間25%の増加(中国系香港紙「香港商報」5月21日付)
 深セン市衛生局はこのほど、市内のエイズ患者が年間24.7%増の割合で増加していることを明らかにした。これは市政府が20日に行ったエイズ予防会議で明らかにされたもの。同市のエイズ患者分布の特徴を見ると、男女比は2.5対1、婚姻状況では未婚者が56.7%、既婚者は39.3%となっている。職業別では無職が61.7%と最も多かった。
セン=土ヘンに川。