現地紙で読む最新情報
 2004年5月27日速報

◆統一戦線部長、1国2制度の堅持を表明(香港各紙5月27日付)
 香港を訪れていた中国共産党の劉延東・中央統一戦線工作部長は5月26日、香港財界人との午さん会でスピーチし、「1国2制度の堅持は揺るぎない」という中央政府の立場を表明した。劉部長は「仏指舎利(釈迦の指の遺骨)」の展覧会の開幕式に合わせて香港入りし、宿泊先のホテル付近では香港の民主活動家らが「天安門(六四)事件の再評価」「香港の全面直接選挙」を求め、警官と衝突する騒動があった。

◆「釈迦の遺骨」香港で展示(香港各紙5月27日付)
 釈迦誕生日の祝日であった5月26日、香港コンベンション・エキシビション・センターで「仏指舎利(釈迦の指の遺骨)」など国宝級の宝物21点の展覧会が開幕した。これらの宝物は25日、陜西省西安市の法門寺から運び出され、不寝番をする護衛の僧たちと共に専用機で香港国際空港に午後1時半過ぎに到着した。26日の開幕式には、全国政治協商会議副主席で中国共産党中央統一戦線工作部部長を務める劉延東氏も出席した。

◆「買い物天国」の地位、7年後も不動(香港紙「星島日報」5月25日付)
 信販大手、マスターカードが調査会社に委託して行った「アジア4都市の観光客の消費シミュレーション」に関する調査によると、2011年に香港を訪れる観光客の消費額は858億香港ドル(1香港ドル=15円)に達し、7年後も「買い物天国」としての地位は不動との結果が示された。同年に香港を訪れる中国本土からの観光客は全体の65%を占め、消費額はバンコクの273億香港ドル、ソウルの242億香港ドル、シンガポールの226億香港ドルを大きく引き離し、4都市の中では依然としてトップに立つと予測された。また4月にACニールセンが行った香港人の消費マインドは101ポイントとなり、1997年以来の高さとなった。

◆鹿島アントラーズのユースチーム香港入り(5月27日付香港各紙)
 5月29、30日にハッピーバレーの香港フットボールクラブ(HKFC)で行われる7人制サッカーの国際試合「The HKFC Philips LightingInternational Soccer 7's 2004」に出場する鹿島アントラーズ・ユースチームが26日、香港入りした。若手中心に編成された今回の遠征メンバーは次の通り。GK 杉原一貴、白石貫太、DF 滝川敬祐、野本泰崇、後藤圭太、鈴木寿毅、MF 吉澤佑哉、山本拓弥、FW 関野達也、大道広幸。27、28日にHKFCで練習を行い、29日の予選リーグでは9時から傑志之友、11時から友誼連隊、13時からアストン・ビラとそれぞれ対戦する予定。詳細は公式ホームページwww.soccer7s.comまたはHKFC (電話2830―9500)へ。

◆深セン中小企業上場市場、27日に開設(香港経済紙「信報」5月25日付)
 中国広東省深セン市の証券取引所に開設される中小企業向け市場がいよいよ5月27日に正式に稼働する。国務院の承認を受けて中国証券監督管理委員会は17日に中小企業市場の設置を認可した。同市場初の上場企業はすでに中国証券監督管理委員会の審査を経た十数社の中から選定される。中国系香港紙「大公報」(二十日付)によると、中山大学達安基因、四川海特高新技術、貴州航天電器、上海科華生物工程などの企業が挙がっている。
セン=土ヘンに川。

◆深セン保税区、物流会社16社増(中国紙「深セン特区報」5月25日付)
 中国広東省深セン市の保税区では今年に入ってから物流会社の進出が相次いでいる。1〜4月に同市保税区に進出した物流会社は16社で、投資総額は3億9000万米ドルに上る。このため、保税区の同期の貿易総額も前年同期比36%増と大幅な伸びを見せた。現在、同市保税区に拠点を置く物流・倉庫会社は123社に上るほか、ウォルマート、ソニー、住友商事など多くの国際企業が保税区内に購買センターを設置している。
セン=土ヘンに川。

◆AIDS治療薬、国際基準の検査必要(香港英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」5月26日付)
 中国本土の製薬会社がAIDS治療薬を製品化し輸出する計画があるとの新華社電に関する国連の専門機関のコメントを報じた。新華社はブラジル厚生省の認可を受けた厦門(アモイ)の企業やアジア諸国に薬品を輸出する上海企業のニュースを伝えているが、国連のAIDS専門機関は、これらが国際基準を満たしているか検査の必要があると指摘している。