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 2007年12月3日速報 最新中国株情報 WINTRADE


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■世界エイズデー前夜、温家宝首相がエイズ村訪問でだまされる(香港紙「りんご日報」12月3日付)
 世界エイズデー(12月1日)の前夜、中国の温家宝首相はエイズ感染者の多い河南省上蔡県文楼村を訪れ、河南省当局は実情を隠ぺいするためにエイズ患者や救済活動家らを事前排除し、地元公安警察関係者1600人を村民に紛れ込ませて温首相に実情を隠したまま騙した。温首相は05年2月の春節(旧正月)前日に初めて同村を訪れ、今回は二度目。エイズ患者救済活動で米国から表彰された前後に軟禁された高耀潔医師は「温家宝首相は文楼村のイメージチェンジのために、まんまと騙された」と実情を暴露した。中国のエイズ感染者と患者の累計は約七十万人。発病者は八万五千人。今年、新たに感染した人は五万人で二万人が死亡した。感染経路の第一は性行為によるもので、今年になって初めて麻薬などによる注射針感染を越えて一位となった。

■深セン、李書記が湖北省省長代理に転任(香港紙「星島日報」11月30日付)
 中国広東省の深セン(土ヘンに川)市トップである李鴻忠党委書記が湖北省省長代理に転任することが明らかになった。李書記はすでに11月29日に武漢市に赴任しており、湖北省党委書記に昇格する羅清泉省長から引き継ぎを行っている。李書記の後任には広東省党委宣伝部の林雄部長(48)か同組織部の胡沢君部長(52)が有力視されているが、ほかに広東省党委の劉玉浦副書記や中央から別の人物が赴任することもあり得るという。林部長は温家宝首相の秘書を務めたほか、東莞市党委副書記、茂名市市長などを歴任。胡部長は先ごろ中央政治局候補委員に任命された。

■呉副首相、広東省で品質・食品安全を検査(香港紙「香港経済日報」11月30日付)
 中国の呉儀副首相は11月29日、製品の品質と食品の安全を徹底させるための検査チームを率いて広東省を訪れた。呉副首相は国務院製品品質・食品安全指導小委員会の委員長として320人の検査チームを引き連れ、広東省11都市での検査を開始した。呉副首相は仏山市順徳区のウナギの加工企業や広州市番禺区の玩具メーカーなどを重点的に視察。検査チームは主に薬物、食品、輸出入製品の質と安全性を検査する。

■深セン、物価上昇で食用油の窃盗団現る(香港紙「星島日報」11月30日付)
 物価上昇に歯止めがかからない中国広東省深セン(土ヘンに川)市では食用油を狙った窃盗団が登場した。目撃者の話によれば、午前4時ごろ宝安区の総合貿易市場に2台のトラックが現れ、乗っていた十数人の男が市場内の3店舗のカギをこじ開け、重さ1キログラム以上の食用油入りボトル十数個(1個1800元相当)をトラックに積んで持ち去った。この一部始終を目撃した男性は男たちに刃物で脅され、携帯電話を取られたためにすぐに警察に通報できなかったという。中国本土では食品の値上げが深刻化しており、中でも食用油は上げ幅の大きな食品の1つとなっている。

■香港立法会補選、陳方氏が当選(香港各紙12月3日付
 香港立法会(議会・60議席)の補欠選挙(香港島区1議席=有権者約62万人)投票が12月2日に行われ、陳方安生(アンソン・チャン)氏が17万5874票を獲得して当選した。同日午前7時30分から午後10時30分まで97カ所の投票所が開かれて32万1938人が投票。投票率は52.06%に上った。今回の選挙は民主建港協進連盟(民建連)の馬力(マ・リック)主席の死去により空席となった1議席を選出するもので、8人が立候補したが、特に、民主派が擁立する陳方元政務長官、親中派が指示する葉劉淑儀(レジーナ・イップ)前保安局長、という元女性高官の争いが注目された。陳方氏は民主を求める市民の勝利と自らの当選を評した。次点となった葉劉氏は13万7550票を得て、来年度の立法会選挙への出馬意欲を表明した。

■鉄道2社が合併、九広鉄路に幕、MTR香港鉄路に(香港各紙12月3日付)
 英植民地時代から香港と中国の人々をつなぐ数少ない足として活躍したKCR(九広鉄路)と香港MTRが合併して社名を変更し、新会社「MTR香港鉄路(略称・MTR港鉄)」が12月2日、業務を開始した。九広鉄路は1世紀近い歴史に幕を閉じ、多くの香港市民が名残を惜しんだ。合併後は9路線、82駅、総長211キロメートル、香港の鉄道運行を一手に担う。利用者は1日に延べ300万人を超え、合併による運賃値下げで同280万人が恩恵を受けると見積もられている。午前5時28分、「香港鉄路」の新しいマークをつけたチムサーチョイイースト駅(香港・尖沙咀東駅)の始発列車は周松崗CEOがホームに立ち、蒸気機関車時代にならい、警笛と手旗の合図で発車させた。九広鉄路は香港と中国の都市を結ぶ初の鉄道として1906年に着工、10年に開通した。49年の新中国成立で直通運転が途絶えたが、79年に復活。改革開放後は香港と広東省深セン市や広州市などを行き来する市民の足となっていた。

■今年の香港でのクリスマス消費、1割増の見込み(中国系香港紙「文匯報」11月30日付)
 香港は好景気を反映して今年のクリスマス消費は昨年より1割増となるもようだ。11月第1・2週に樹仁大学経済系が2313人の香港市民を対象に行ったクリスマスおよび元旦の消費に関するアンケート調査の結果、今年の予測平均消費額は前年比9.23%増の2378ドルとなった。うち12%が海外旅行、46%が外食を予定。また低・中所得家庭の1人当たり平均消費額が898ドルであるのに対し、高所得家庭は3877ドルと約4倍、格差が浮き彫りになった。一方、「今年のクリスマスは昨年より楽しそう」と答えた市民は同2ポイント減の52%、「楽しくなさそう」と答えた市民は同3ポイント増の8%だった。樹仁大学経済系の袁偉基・助理教授は「生活上のストレス増加が原因」と分析している。

■今年初の破傷風感染、中国本土でのけがが原因か 香港(香港紙「東方日報」11月30日付)
 香港で今年初の破傷風感染例が確認された。感染者は77歳の女性で、11月6日にのどに痛みを感じた後、下あごのかみ合わせに不調を感じ、物がのみ込みにくくなったことから病院を訪れた。当初は言葉も明りょうで呼吸困難や発熱などは見られなかったが、10日間の入院中にけい部と肌がこわばり始め、破傷風の症状が現れたという。衛生署によれば、この女性は頻繁に広東省恵州市を訪れており、10月22日に同地で転んで手と右ひざに擦り傷を負ったが、病院に行かなかった。女性はすでに回復している。香港では2006年に2件の破傷風感染が確認されている。