現地紙で読む最新情報  2007年12月12日速報

     



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■珠江デルタ地帯、低賃金の魅力なく靴工場閉鎖1000カ所超(香港紙「星島日報」12月12日付)
 中国中央テレビ(CCTV)の人気報道番組「経済半小時(経済30分)」が特集した「珠江デルタ地帯で工場1000カ所閉鎖リポート」によると、中国広東省に広がる珠江三角州(広州、深セン、香港、マカオ)エリアである珠江デルタ地帯ではここ数年、土地や労働力、エネルギー資源価格の大幅高騰に伴い、「労工荒(労働力不足)」、「電荒(電力不足)」、「油荒(原油不足)」のトリプルパンチに直面し、人民元の為替再上昇、外国貿易保護の見直しで外資の魅力を失い、次々と工場が閉鎖されて他地域への移転が進んでいる。映像リポートでも出稼ぎ労働者用の寮施設は人が皆無であるだけでなく、工場も稼働せずに閉鎖状態。アジア靴製造協会の李鵬秘書長は「広東省には靴製造工場が約5000〜6000あるが、そのうち1000カ所以上の工場が閉鎖された」と指摘する。同報道では靴工場のほか、衣料、おもちゃ製品、電子加工品などの工場についても同様の状況に陥っているとしている。これまで珠江デルタ地帯は安価な労働力と外資優遇策が魅力で香港、日本、台湾などの外資企業が次々の進出し、電子加工品や軽工業、製造業などの工場が増え、「世界の工場」と中国が呼ばれるシンボル的存在だったが、魅力が急速に色あせている。

■広東省開平市、違法土地供給で幹部が更迭(香港紙「星島日報」12月11日付)
 中国広東省開平市では官僚汚職による違法な土地供給で党・政府幹部のほぼ全員が処分されることとなった。中央政府は12月10日、違法な土地供給に関する10件の典型的案件を公表した。最も深刻なケースに挙げられた開平市では、2002〜05年に約3万ムー(約2000ヘクタール)の農地が勝手に用途変更され、国土資源部の検査時に虚偽の報告を行っていた。これにより張瑞彰党委書記と施昭平・江門市発展改革局局長(元開平市市長)が更迭、そのほか副市長ら4人が厳重警告や更迭などの処分を受けた。

■東莞、香港とイノベーベション基地を構築(中国系香港紙「文匯報」12月11日付)
 中国広東省の東莞市政府は深セン(土ヘンに川)市にならい、香港とのイノベーベション協力を推進する「莞港創新産業基地」を構築する計画だ。これは同市の冷暁明・常務副市長が明らかにしたもの。現在、香港特区政府科学技術署と協議を進めているという。先に松山湖科技園に設置された国家火炬創新創業園を基盤にし、東莞や珠江デルタの香港系企業に技術革新のサービスを提供することで、香港系企業の産業高度化を促進する。「深港創新園」に次ぐ国家級イノベーベション基地となることが期待されている。

■中銀香港、香港の経済成長率は来年5%と予測(香港紙「信報」12月11日付)
 中国銀行(香港)はリポート『中銀経済月刊』最新号で来年の香港の実質経済成長率はこれまでよりやや減速し5%程度になるとの見込みを示した。懸念されるインフレ圧力の上昇に対しては、新たな措置を取らなければ来年の総合消費者物価指数の伸び率は3.5%、またはそれ以上に上昇する恐れがあり、その場合、名目経済成長率は8.5〜9%に達する可能性があると指摘した。失業率については来年末までに最低記録となる3.5%に向けて引き続き改善が進むという。

■HSBC、最低引き出し額の引き上げ撤回(香港紙「りんご日報」12月10日付)
 10日午後、HSBC(香港上海銀行)は来年1月から予定していたATM(現金自動預払機)の最低引き出し額を300ドルに引き上げる計画を撤回した。1月以降も最低引き出し額は現行の100ドルのままとなる。発表からわずか5日でスピード撤回した理由についてHSBC側は、政党や社会団体からの強い反対に遭い、民意を尊重すべく検討を重ねた結果と説明している。だが、先月は大手スーパーの百佳超級市場(パークンショップ)が全店で一斉に実施したレジ袋の有料化計画を数日後に取りやめており、大手企業の政策決定に慎重さを求める声が上がっている。

■香港で11年前の痴漢行為に有罪判決(香港各紙12月12日付)
 12月11日、香港では11年前の痴漢行為で被告の男性教師に有罪が確定した。被告は1996年、ボランティア活動に応募してきた15歳の女子中学4年生(高校一年生)に対し、面接と身体検査という名目で衣服を脱がせ、胸を触るなどした。女子学生は就職試験の一環と信じていたが、教師がひわいな発言をしたほか、その後、ボランティア活動が突然取り消されたことから疑問を感じ、他の女性教諭に相談。しかし通報はせず、被告が勤務する学校へ匿名で投書するにとどまった。10年以上が過ぎても被害者の精神的な傷は消えず、被害者自身が成人したことからこのほど通報を決意。96年に学校長が投書を受け取っていた事実や昨年被告が別の痴漢事件を起こしていたことなどが決め手となり、禁固1年9カ月の有罪判決が言い渡された。

■香港飲食業界の就職説明会、天水囲で開催(香港各紙12月11日付)
 香港政府労工処と香港飲食連業協会は12月13日、新界地区・天水囲の公共住宅にあるショッピングモールで就職説明会を開催する。ホール、キッチン、レジの補助職から主任、マネジャークラスまで月給5000〜1万香港ドル(1香港ドル=15円)程度。約700件の求人のうち、80%以上は「中学3年卒あるいは以下」、70%は「経験不問」と、低学歴の未経験者でも応募しやすい。この地域は中国本土からの移住者が多く、経済的な自立支援と福祉充実が特区政府の課題となっている。

■香港・沙田競馬場、12月26日はバーベキュー食べ放題(香港各紙12月11日付)
 香港ジョッキークラブ(HKJC)は、12月26日の祝日に開催されるレースに併せ、バーベキュー食べ放題のビュッフェパーティー「BBQ任食派対」を沙田競馬場で開催する。オーストラリア産ラムチョップ、ドイツ人シェフ手作りのソーセージなどを用意したビュッフェは、12時30分から15時まで公衆席広場で行われる。チケットは1枚99香港ドル(1香港ドル=15円)で、沙田競馬場公衆席入場券1枚、ビュッフェ券1枚、ビールもしくはソフトドリンク引換券1枚がセットになっている。予約ホットライン1817、HKJC場外馬券売り場(指定20カ所)で販売しており、なくなり次第販売終了。レース開催日のため、18歳未満は入場できない。


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