現地紙で読む最新情報  2008年10月18日速報

     



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■リーマン商品の買い戻し、香港行政長官が言及(香港各紙10月16日付)
 10月15日、2008/09年度の施政報告を発表した香港の曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は、このたびの米国発の金融危機は1997年のアジア金融危機や2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)禍の不況より、はるかに深刻と指摘。政府が特別委員会を設置して対策を講じる方針を明らかにした。また、リーマン・ブラザーズの「ミニボンド」については、買い戻しを行うかの回答を今週中に銀行側に求める姿勢を示した。個人投資家の救済に言及したのは市場への干渉ではなく、この件がすでに社会問題化しているためという。

■リーマン問題、香港立法会で質疑応答(香港紙「明報」10月14日付)
 リーマン・ブラザーズの破たんで損失を被った個人投資家への補償問題などについて、10月13日、香港立法会で質疑応答が行われた。香港の銀行を通じてリーマンの投信を購入した人は4万人以上、総額201万ドルに及ぶと推算されている。このうち「ミニボンド」を購入した人は約3万3000人。高リスク商品についての当局の監督責任を問う質問に、香港金融管理局(HKMA)の任志剛(ジョセフ・ヤム)総裁は、すでに昨年末、米国でサブプライム問題が発生した時点でこの事態が予測され、銀行には構造が複雑な金融商品に伴うリスクを購入者に納得させるよう説明責任を通達したと答弁。これに対して●(サンズイに余)謹申・議員は「先見の明は認めるが、その時点で、これらの金融商
品がどれほど出回っているのか調査したか」と問いただした。

■香港で漁船装い銀の延べ棒と携帯電話を密輸(香港紙「明報」10月16日付)
 香港水上警察は10月15日、漁船を装い銀塊と携帯電話を密輸しようとしていた犯罪グループを摘発した。同日朝7時半ごろ、柴湾で不審な船舶を発見。漁船なのに船内は清潔で水揚げした魚が見当たらなかった上、警官の尋問に対する船員の受け答えが不審だったことから、ふ頭へ引き返して捜査を行った。船底に異物があることが分かり、潜水隊員がさらに詳しく調べ、2つの鉄の箱を発見。中からは重さ965キロの銀の延べ棒と、「i phone」の中古品約3200台、携帯電話の部品約800個が見つかった。密輸品の市価は合わせて500万ドル相当に上るという。業界関係者によれば、銀は香港から中国本土に輸出する際に関税35%と付加価値税13%がかかるが、香港に再輸出するときは13%が還付される。このため容疑者たちは同じ銀塊を使い、香港への輸出時に還付を受け、これをこっそり持ち帰り本土側での税金を逃れるという行為を繰り返し利益を得ていたものとみられている。

■日本で売春を強要されたマカオ人少女2人を救出(香港紙「明報」10月17日付)
 マカオ警察と日本当局との協力捜査により、日本で売春を強要されていたマカオ人女性2人が救出されたと報じた。女性はいずれも18歳の未成年で、「日本でのアルバイト(伴唱:月2〜3万パタカ以上)」という求人広告に応募。千葉県郊外で行動を監視され、売春を命じられていたという。少女の1人が母親に助けを求めるショートメッセージを送ったことから事件が発覚。マカオでは少女を物色していた男性1人が、日本では台湾パスポートを所持する男女2人が連行されている。

■広東省、1〜9月の貿易総額13.3%増(香港各紙10月17日付)
 中国税関総署広東省分署によると、1〜9月の広東省の貿易総額は前年同期比13.3%増の5171億2000万米ドルで、全国の貿易総額の同25.2%増を大きく下回った。全国の貿易総額に占める割合も26.3%に縮小した。輸出総額は同13.5%増の3010億米ドルで、全国の同22.3%増を下回っており、全国に占める割合は28%だった。ただし、9月単月の貿易総額は同12.2%増、輸出総額は同14.8%増で、ともに8月より高い伸び率となっている。原油価格が落ち着きを見せたことなどから、輸出の減速傾向にやや歯止めがかかったようだ。

■深セン、クリスマスツリー工場が倒産・移転(香港紙「星島日報」10月16日付)
 人民元レートや人件費、原材料価格の上昇、世界的な経済環境の悪化による受注減などで、中国広東省の深セン(土ヘンに川)市ではクリスマスツリーの工場が倒産や操業停止、移転に追い込まれている。深セン市はかつて世界の8割のクリスマスツリーを製造していたが、今年初めに業界最大手の「宝吉集団」が倒産した。同社は毎年、約600万本のクリスマスツリーを欧米市場に輸出しており、深セン市のツリー生産の3割を担っていた。その後、相次いで三十数軒の工場が閉鎖や操業停止となり、これとは別に百軒以上が金属系の装飾品製造に転向、もしくは他省やタイ、ベトナムなどに工場を移転した。現在、市内の工場は昨年の400軒余りから290軒ほどとなり、生産量も2割以上落ち込んでいるという。

■メラミン被害続く、8歳香港男児に腎臓結石(香港各紙10月16日付)
 香港衛生防護センターは10月15日、香港新界地区・元朗に住む8歳男児にメラミン汚染の乳製品による腎臓結石が見つかったと発表した。この男児は、問題の乳製品を摂取しており、尿に血が混じっていたため、医師の診察を受けたところ、右の腎臓に結石があった。メラミン汚染による香港での患者報告は8人目。一方、食物安全センターは14日、中国本土で生産された「ドラえもん・チョコレートグミ」マスカット味(50グラム入り、賞味期限2009年8月19日)のサンプルからメラミンが12ppm検出されたと発表した。


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