現地紙で読む最新情報  2009年1月19日速報

     



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■広東省、昨年のGDPは10.1%増(中国系香港紙「大公報」1月16日付)
 中国・広東省の昨年の域内総生産(GDP)は速報値で前年比10.1%増の3兆5696億元(1元=13円)に達し、かろうじて2けた成長を維持した。これは広東省発展改革委員会の李妙娟・主任が明らかにしたもの。伸び率は当初の予測より1.1ポイント高く、小売総額は同20.3%増、固定資産投資は同16.6%増とそれぞれ目標値より高かったという。ただし輸出総額は同9.4%増で、目標としていた2けた成長は維持できなかった。伸び率は前年より12.9ポイントも低下、全国の伸び率を7.8ポイント下回った。

■農村部家電普及策の実施地域を2月から全国拡大(中国各紙1月16日付)
 中国商務省は1月15日、2月1日から農村部での家電普及促進策である「家電下郷」プロジェクトの対象品目を拡大するとともに、実施地域を現在の14省・市から全国に拡大することを改めて表明した。プロジェクトは農村部住民が国の指定した家電を購入する際に購入価格の13%を補助するもので、現在の対象項目はカラーテレビ、冷蔵庫、携帯電話、洗濯機。2月以降はこれにオートバイ、パソコン、温水器、エアコンを組み入れる。プロジェクトは2007年から山東、河南、四川各省で試験的に開始していた。同部によれば08年1〜11月の社会消費財小売総額は前年同期比21.9%増の9兆7759.2億元で、伸び率は1997年以来最高となった。中でも伸びが目立ったのが農村部の消費で、11月の実質伸び率は都市部を1ポイント上回った。農村部の消費の伸び率が都市部を上回るのはこれが初めて。

■中国の昨年度業績予想、電力・航空など落ち込み(中国紙「証券時報」1月16日付)
 1月15日までに2008年12月期決算の業績予想を発表した中国上場622社のうち、07年に比べて増益の見通しを示した企業が237社、黒字転換見通しは47社、赤字見通しは146社、減益見通しは154社だった。合併などによって業績が大きく上がった企業や、第1〜3四半期の資源価格上昇で利益を伸ばした企業がある一方で、電力、石油化学・石油精製、航空の分野ではコスト高が響き、業績が落ち込む企業が目立つ。同紙は「08年に業績が伸びたと予想している企業が09年にも継続して成長できるかどうかは不透明」とし、その理由として08年第4四半期以降の国内外の景気落ち込みと製品価格の低迷を挙げた。

■香港財政予算案、諮問のために漫画本出版(香港各紙1月17日付)
 2010/11年度の財政予算案の策定にあたり、香港政府は1月16日、諮問のための漫画本『明日・今日的未来(Future success is built on today's decisions)』を出版した。若い世代に政策を理解してもらうのが趣旨だ。作者は、日本外務省が主催する「国際漫画賞(インターナショナルMANGAアワード)」で一昨年の第1回最優秀作品に選ばれた香港の漫画家、李志清さん。

■香港タクシーの停車制限、緩和措置を延長(香港各紙1月17日付)
 香港運輸署は1月16日、混雑時と午前7時〜午後7時に制限時速70キロメートル以下の道路でタクシーに乗降できるという停車制限の緩和措置をさらに12カ月延長し、2010年1月31日まで有効とすることを発表した。適用区間の道路で停車はできるが、客待ちの駐車はできない。この措置は2003年5月、重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時の不況下、タクシー業界への支援措置として始まったものだが、これが交通の障害とはなっていないとの実情に配慮して、これまで延長されている。

■香港消委会検査、一部中国茶葉から基準値超す鉛や残留農薬検出(香港各紙1月16日付)
 香港消費者委員会が行った中国茶のサンプル検査で、一部商品から基準値を超える鉛や農薬のDDTが検出された。検査は市販の中国茶の茶葉32種類とティーバッグ14種類を対象に行われた。結果、チムサーチョイの彩雲軒海鮮酒家のウーロン茶から1000グラムあたり9.3ミリグラムの鉛が、裕華国家のティーバッグ「神農鉄観音茶包」からは同0.342ミリグラムのDDTが検出された。中国政府が定める基準値はそれぞれ同5ミリグラムと0.2ミリグラム。消委会では、この2種類は基準値はオーバーしているが、通常の方法で入れたものを毎日8杯飲んでも健康に影響ないとしている。ただし、どの中国茶を飲む場合も一煎目は捨て、茶葉を長時間お湯に浸したり、茶葉を食べないよう市民に呼び掛けている。