現地紙で読む最新情報  2009年1月21日速報

     



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■中国首相「09年は今世紀で最も困難な1年」(中国各紙1月20日付)
 中国の温家宝首相は1月19日に開いた国務院全体会議で「2009年は新世紀以降、中国にとって最も困難な1年になる」と述べ、第1四半期中に内需拡大策などで積極的な対応を進めていくことが、通年でよい結果を得ることにつながると強調した。同日付で中国新聞社が伝えた。温首相は第1四半期の経済対策の柱として、「すでに発表した内需拡大策の実施に加え、重点産業の振興策を早期に打ち出す」「補助金支給などによる農業支援の強化」「中小企業支援などによる工業の安定成長維持」「農村部での消費拡大」「積極的な新興市場開拓などによる貿易成長の安定」「金融の安定」といった6つの重点分野を挙げ、全力で取り組むよう指示した。

■香港行政会議メンバー、5人を追加任命(香港各紙1月21日付)
 香港トップである曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は1月20日、行政会議(行政長官の諮問機関で閣議に相当)のオブザーバーメンバーに5人を追加任命した。郷議局(村議会に相当)選出の立法会議員である劉皇発氏(72)、香港中文大学学長の劉遵義(ローレンス・ラウ)氏(64)、元平等機会委員会主席の胡紅玉(アナ・ウー)氏(57)、ハーバードビジネススクール・アジア地区顧問委員を務める実業家の楊敏徳(マジョリー・タック)氏(56)、コロンビア大学ロースクール卒で投資会社を経営する葉維義氏(49)。新界地区の発展計画、金融危機の克服などに、その経験が期待されている。しかし、いずれも政党との関係は薄く、「閣議決定事項の立法会との調整役が不在」と指摘する声も出ている。

■香港でペットフード購入の中国本土観光客が増加(香港紙「星島日報」1月20日付)
 中国本土のペットブームにより、香港では輸入品のペットフードを買い求める本土観光客が増加している。背景には本土で販売されている外国製品は種類が少なく偽物が多い、有害物質メラミンが混入した牛乳が市場に出回るなど国産の食品の信頼が失墜している、本土よりも香港の方が輸入品の値段が安いといったことがある。しかし、本土では外国製品の持ち込みに関税がかかることから、来港時に1、2袋購入し、手荷物の中に隠してこっそり持ち帰るケースが多いという。また、ペットフードの密輸も増加しており、昨年、深セン検験検疫局が税関で検挙した密輸ペットフードは犬、猫、ウサギ、魚、鳥用など合わせて計10トン以上だった。

■広東省財政庁、貿易支援に19億元(中国系香港紙「文匯報」1月20日付)
 中国の広東省政府は1月19日、対外経済貿易工作会議を開いた。黄華華省長は各地政府・各部門に対し、今年の貿易総額と外資導入額は2008年に比べ伸びを達成するよう要求。財政庁は09年の予算から貿易支援に9億元(1元=13円)を充てているが、さらに10億元上乗せすることを明らかにした。08年の同省の貿易総額は前年比7.8%増の6833億米ドルで、伸び率は07年に比べ12.4ポイント低下。うち輸出総額は同9.4%増の4041億米ドルで、伸び率は12.8ポイント低下した。

■08年の中国経済指標発表へ、GDP伸びは9.2%前後か(中国各紙1月20日付)
 中国国家統計局は22日に記者会見を開き、2008年第4四半期の国内経済に関して国内総生産(GDP)など主要な指標を発表する予定だ。世界金融危機の影響を受けた経済成長の鈍化は中国でも大きな問題となっており、今後の情勢を占う上でも統計局の発表には注目が集まる。08年の中国のGDP伸び率は第1四半期が前年同期比10.6%、1〜6月が同10.4%と前半までは好調だったものの、1〜9月では同9.9%と1けた台に落ち込んだ。秋以降に景気減速感が強まったことを受け、国内の研究者の間では08年通年のGDP伸び率が9.2%前後の低い水準となるとの予測が広がっている。

■香港のスターフェリー、3月値上げを閣議決定(香港各紙1月21日付)
 香港の行政会議(行政長官の諮問機関で閣議に相当)で1月20日、天星小輪(スターフェリー)のセントラル―チムサーチョイ間、湾仔―チムサーチョイ間の航路につき、段階的な値上げを承認した。3月29日から平日は現行運賃の10セント(10セント=1.3円)増し、週末は同20〜30セント増しとなり、2010年1月1日からは平日が同20〜30セント増し、週末は50〜80セント増しとなる。

■旧正月、香港で日食と月食を観測可能に(香港各紙1月21日付)
 2009年の旧暦1月は、香港で天気が良ければ日食と月食がそれぞれ観測できそうだ。日食が起きるのは1月26日。香港では「金環食」は見られず、部分日食が見られる。香港天文台によると、日食は1月26日17時8分に始まり、日の入りは18時8分となる。一方、2月9日の月食は「反影食」で、2月9日20時37分に始まり、最も欠けて見えるのは22時38分、翌10日午前0時40分に終わる。

■香港のMTR港鉄、旧暦大みそかは終夜運転(香港各紙1月21日付)
 香港のエアポートエクスプレスとディズニーランドリゾート線を除くMTR港鉄各線では旧暦大みそか(1月25日)から旧暦元旦(1月26日早朝)にかけて終夜運転する。午前3時30分〜6時の運転間隔は10〜15分。また旧正月2日(1月27日)は花火大会を観賞する人出に対応し、観塘線、●(草かんむりに全)湾線、港島線と将軍澳線は18時から22時30分までの運転間隔を3分に1本(東涌線は5分に1本)に、東部線は20時30分から22時まで本数を増やす。ディズニーランドリゾート線はおおみそか深夜12時45分まで運行、1月26日〜2月1日は香港ディズニーランドが午前9時に開園するのに併せ、5分に1本運行するピークタイムを午後8時からに早める。一方、エアポートエクスプレスは海外旅行者の需要に応え、1月23〜25日は香港駅からの始発電車を50分早めて朝5時発とする。