現地紙で読む最新情報  2009年2月13日速報

     



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■香港地上波TV局・亜洲電視、207人を解雇(香港各紙2月13日付)
 香港の地上波テレビ局・亜洲電視(ATV)が2月12日、人員削減を発表した。解雇の通告を受けたのは報道部の30人を含む207人に及ぶ。張永霖(ライナス・チョン)主席は、数年来の累積赤字が10億香港ドル(1香港ドル=13円)に達しており、金融危機で経営難が深刻化しているためと、従業員に書面で伝えた。唐英年(ヘンリー・タン)政務長官は「また人員削減がなされて残念だ。社員は企業の重要な資産であり、得難い」と述べ、安易な人員削減は避けるべきとの考えを示した。

■東莞の台湾系企業、無期限の操業停止も(中国系香港紙「文匯報」2月12日付)
 欧米向け輸出の不振により、東莞市の台湾系メーカーの中には春節(旧正月)明けの操業を遅らせる動きが出ている。東莞台商協会によれば、東莞の台湾系の多くは受注難から春節の休暇明けも操業再開のめどがたたず、休暇を例年よりも2〜3週間延長したり、3月から操業を開始する企業もあるという。金融危機の影響で倒産した東莞の企業は3000社以上、うち台湾系は3割に上り、今後は台湾系の経営者が夜逃げに代わって無期限の操業停止に踏み切る可能性も指摘されている。同協会では、販路をこれまでの欧米や日本から中国本土に切り替えるべく、東莞に台湾系の大規模な卸売市場を設立することも計画しているという。

■広東省政府、2009年の成長率8.5%と予測(2月13日の香港電台《RTHK》ニュース)
 2月13日、広東省人民代表大会が開幕し、黄華華省長が職務報告を行った。2009年の広東省の域内総生産(GDP)成長率は8.5%と予測され、第11次五カ年計画で定められた水準を下回る見込み。08年のGDPは3兆5000億元を超え、輸出総額は約4000億米ドルで前年比9.4%増、物価上昇率は5.6%となっている。消費の落ち込み、国際市場の収縮により、08年の経済成長は10.1%増にとどまった。

■東莞、香港系企業の市場開拓に協力(香港各紙2月13日付)
 広東省の東莞市政府と香港貿易発展局(HKTDC)は2月12日、金融危機にあえぐ香港系企業を支援するための協力措置について、香港で記者会見を行った。両当局は1月21日に「合同で在東莞香港系企業の市場開拓を支援する合作協定」に調印。欧米市場への輸出を主としていた同市の香港系企業が相次いで倒産や操業停止に追い込まれている中、中国の内販市場や海外の新興市場の開拓を支援するための具体的な措置を打ち出した。その一環として両当局は合同で東莞の香港系企業による展示会への団体出展を組織する。東莞市政府は金融危機対策として打ち出した加工貿易の転身・高度化を支援する予算10億元から、国内での展示会出展費用を補助する。HKTDCも昨年承認された1億2000万ドルの予算を出展費用の補助に充てる。

■中国政府、船舶産業の調整・振興策を決定(中国各紙2月12日付)
 中国政府は2月11日に開いた常務会議で国内の船舶産業に関する調整・振興策を決定した。「船舶産業は鉄鋼、化学工業、軽工業、設備製造などの重要産業の発展にも大きな力を発揮する」として、国際的な競争力の強化を目指す方針だ。調整策としては造船能力のやみくもな拡大を防ぐため、造船企業に対して今後3年間はドックと船台の拡張工事を禁じる。また企業再編を進め、技術力の向上を促す方針も示した。振興策としては輸出を増やすため、金融機関によるバイヤーズクレジットの供与拡大を支援するとともに、老朽化した船舶の買い替えを促進する政策を検討する。

■中国の1月輸出額17%減、3カ月連続で減少加速(中国各紙2月12日付)
 中国税関総局は2月11日、2009年1月の輸出額が前年同月比17.5%減の904億5000万米ドル、輸入額は同43.1%減の513億4000万米ドルだったと発表した。輸出額は08年11月以降、3カ月連続でマイナス成長となり、減少幅は徐々に拡大している。12月の減少率は2.8%だった。輸入額も12月の21.3%減から減少のペースが加速した。中国の貿易額の落ち込みは世界金融危機による外需減少などの影響による。ただ、税関総署によると1月に貿易額が大きく落ち込んだのは旧正月休暇によって稼動日が少なかったためで、この要因を除けば、輸出額は実質、前年同月比6.8%増、輸入額は同26.4%減になるという。

■香港島バス、一部路線を再編および値下げ(香港紙「東方日報」2月12日付)
 香港の路線バスである新巴(ニューワールドファーストバス)と城巴(シティーバス)は、香港島の一部路線を再編する。フォートレスヒルに歩行者用エスカレーターが供用されてから路線バス25、25A、25C番の乗客が減少した。この3路線はいずれも湾仔とコーズウェイベイ経由のブレーマーヒル、勵徳邨行き。このため同社では先ごろ、中西区区議会に路線再編に関する書類を提出した。今後は25Cを廃止し、25、25Aのルートを再編して25Aが大坑道、勵徳邨、怡景道を経由するようにしたい考え。25は運賃を引き下げ、区間別運賃の下げ幅は40セント〜2香港ドル90セント(1香港ドル=13円)になる見込み。