現地紙で読む最新情報  2009年2月24日速報

     



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■北京市政府前で陳情農民が割腹自殺図り危篤(香港紙「星島日報」2月24日付)
 2月23日午前11時(日本時間同正午)ごろ、北京市政府正門前で政府に抗議するため陳情しようとした男性が突然騒ぎ出して割腹自殺を図り、救急車で搬送された。陳情騒ぎが自殺による抗議に発展したのは異例。目撃者の情報によると、自殺を図った男は北京市郊外から来た30代の農民と見られ、割腹自殺を図った当時は厳しい寒さの中、薄い毛糸のセーターとオーバーを着衣しているだけの容姿だった。男は病院に搬送されたが、出血多量で危篤状態という。3月5日の第11期全国人民代表大会(全人代=国会)第2回会議開幕を控え、旱魃(ばつ)や農民工(出稼ぎ農民)の大量失業が深刻化する中、生活苦にあえぐ農民らの政府上申は急増することが予想されており、北京では武装警官を含む警官隊による警備が強化され始めている。

■広州市人民代表大会が開幕、目標は10%成長(中国系香港紙「大公報」2月24日付)
 広東省の省都・広州市で2月23日、第13期人民代表大会第4回会議(市議会)が開幕した。張広寧・市長が発表した政府活動報告によると、2009年の域内総生産(GDP)伸び率は10%、1人当たりGDP伸び率は8.5%を目指す。GDP伸び率は08年の12.3%から鈍化するものの、依然2けたの高い成長目標を掲げている。今年は重点建設プロジェクト82件に800億元(1元=13円)余りを投じる計画で、鉄道、空港、港湾のほか、クウェートとの合弁による南沙の石化プロジェクトなどが含まれる。

■中国人民銀報告「デフレリスク高まる」(中国各紙2月24日付)
 中国人民銀行(中央銀行)は2月23日、2008年第4四半期の金融政策リポートを発表し、「世界金融危機などの影響によって今後、世界経済はさらに落ち込む可能性があり、中国経済も厳しい外部環境にさらされ続ける」との見通しを示した。同行は報告の中で「長期的には中国経済の成り行きに変化はなく、マクロ経済調整が次第に効果を発揮すれば安定的で比較的速い成長を維持することが可能だ」と指摘。ただ、短期的には世界金融危機などの影響によって「不動産業をはじめとした重要分野での景気後退が他の幅広い産業に及ぶ可能性がある」として、就業環境、金融市場、消費の伸びに不利な影響が広がると予測した。物価については「下落圧力が続いており、短期的にはデフレリスクが比較的大きい」とした。

■09年の中国財政赤字が過去最多9500億元(中国紙「国際金融報」2月24日付)
 2月23日、中国政府が2009年度の予算案で過去最多となる9500億元(約13兆2000億円)の財政赤字を見込んでいる。09年度予算案は3月に開催の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)で審議される。財政赤字の規模は08年の約1100億元から9倍に膨らむ見込みだ。財政赤字の急拡大は08年11月に打ち出した4兆元規模の景気対策のための費用調達と、企業業績の悪化などによって税収が落ち込んでいることによる。報道によると、09年に見込む財政赤字9500億元のうち2000億元は、中央政府が地方の公共事業などの資金調達のために発行する国債によるものだ。

■1月の香港CPI伸び率3.1%、食品は依然高く(香港各紙2月24日杖k)
 香港政府統計処が発表した1月の消費者物価指数(CPI)の伸び率は前年同月比3.1%、前月の2.1%から1ポイント上昇した。これは前月のCPI伸び率が不動産税の減税による影響を受けたことによる。一方、政府の減税措置やインフレ対策を加味しないCPI伸び率(基本物価上昇率)は前年同月比4.5%で、前月の4.6%から0.1ポイント低下した。主に賃貸住宅の家賃と電気代の値下げが影響したとみられているが、食品価格は前年上半期の高騰が尾を引いており、特に食用米は前年同月比39.6%、肉、魚、缶詰の肉類や卵なども同21〜29%上昇した。うち食用米は輸入価格が上昇していることから3月に5%の値上げもあり得るという。特区政府は世界景気後退の影響を受けてインフレは引き続き緩和されるとみている。

■PCCWの私有化、香港高等法院がSFC介入を許可(香港各紙2月25日付)
 香港の電力通信大手・電訊盈科(PCCW)の私有化(株式非公開)計画について、高等法院は24日、証券及先物事務監察委員会(SFC)の調査を許可した。「証券及先物条例」を適用し、同社が私有化を決めた過程や法廷会議と臨時株主総会の投票状況などを21日間の期限で調査する。個人株主の投票を大株主が意図的に操作していないかなどが焦点。その結果を踏まえ、4月1日にあらためて審理を行い、私有化の可否を判断する見通し。

■香港車のナンバー、「HK」や「XX」が人気(香港紙「東方日報」2月24日付)
 香港運輸署による車のナンバープレートの競売会が3月14日、香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催される。今回売り出される280種のナンバーのうち、人気が集中しそうなのがヴィンテージナンバーの「XX20」で、業界関係者によると落札価格は30万ドルに達すると予想される。また、香港を意味する文字で始まる「HK277」や「MY9」は十数万ドルの高値で取引されるとみられている。このほか、「305」「1006」はこの数字の証券コードを持つ上場企業による落札がありそうだ。この反対に語呂が悪い「1407」と「9472」は底値での取引や、落札者なしとなる可能性が高いという。