現地紙で読む最新情報  2009年3月10日速報

     



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■珠江デルタの撤退企業、昨年は5000社(香港紙「信報」3月7日付)
 広東省の黄華華省長は3月6日、珠江デルタの撤退企業は昨年通年で約5000社に上ったことを明らかにした。珠江デルタで閉鎖、倒産、移転した企業は4900社で、うち外資系企業は2400社余りだった。少なくとも59万人が失業した。ただし珠江デルタには依然として9万社余りの外資系企業が存在しており、黄省長は全体的にみて倒産の嵐には至っていないと述べている。広東省の今年の貿易伸び率はゼロ成長を目標としているが、1月が前年同月比31%減、2月が同20%減となり、黄省長は通年のゼロ成長は難しいと見ている。

■深セン市長、香港との協力で6分野に注力(香港紙「信報」3月9日付)
 広東省深セン(土ヘンに川)市の許宗衡市長は3月8日、香港との協力推進について現在、主に6分野に関心を注いでいることを明らかにした。6分野とは(1)金融危機にあえぐ深センの香港系企業への救済(2)人民元による貿易決済をはじめとする金融協力(3)両地住民の往来便利化(4)インフラ建設推進(5)科学技術協力(6)観光、教育、環境保護など全方位的協力――。また、許市長は同市で昨年倒産した企業は903社、9万人余りが失業したことを明らかにした。一方で新規設立企業は3万5800社に上った。

■香港ガバメントハウスに秘密の地下道(香港紙「明報」3月7日付)
 香港電台(RTHK)の番組「香港ファイルX」で香港礼賓府(ガバメントハウス)に秘密の地下道があるとのうわさが明らかにされた。ガバメントハウスは英国統治下で香港総督の邸宅として使われ、現在は行政長官公邸として使われている。1941年4月11日付の公文書に図面が記されており、高さ約2メートル、幅約1.2〜3.4メートルで全長約310メートル、ローワーアルバートロードの政府本庁舎に面して2つの出口がある。また『香港経済日報』は、1960年代に本庁舎の地下まで延伸する計画があり、暴動発生時の避難路として検討されたようだが、建設コストが高過ぎて見送られたと伝えている。

■不況で香港鵝頚橋の「打小人」に長蛇の列(香港紙「りんご日報」3月6日付)
 不況による解雇、減給、不動産や株価の下落などが影響してか、啓蟄(けいちつ)だった3月5日、憎い人をのろい悪運を払う儀式「打小人」で最も有名な香港・湾仔(ワンチャイ)の鵝頚橋は例年以のにぎわいを見せた。同日は夕方4時の段階で「拝神(儀式を行うみこ)」の数は約40人、打小人の順番待ちは約100人、夜7時には一300人を超え、4時間待ちの人もいた。価格も1回30〜40香港ドル(1香港ドル=13円)と例年よりも安く10香港ドル台で儀式を行う拝神婆もいた。お客は若年化の傾向にあり、のろう相手は上司同僚などが多かった。初めて打小人をしたという20歳の女性販売員は「最近は自分の囲でも解雇や減給の話ばかりで不安を感じてやりに来た」と語った。また、昨年140香港ドルで買った香港上海銀行(HSBC)の株価が40香港ドル台にまで下がり、起死回生を願て来た男性もいたという。

■香港の映画男優・ユンファの写真展が香港で開幕(香港各紙3月9日付)
 香港を代表するスターで米ハリウッドでも活躍する俳優の周潤発(チョウ・ユンファ)の写真展「香港印象―黄貴権+周潤発撮影作品展」が3月9日、開幕した。この展覧会ではユンファと、彼の友人で医師の黄貴権氏が撮影したモノクロ写真100点以上を展示。このうち黄氏は1966〜75年の作品75枚を、ユンファは2000〜08年の作品を出品している。いずれも古き良き香港の情緒や生活感が感じられる趣き深いものばかり。「なぜ80〜90年代の写真がないのか?」と問う香港メディアに、ユンファは「当時は生活のために忙しく仕事をしていたから、撮影する時間がなかったんだ。ここにないそのころの写真を芸能界の友人やカメラ仲間が提供してくれたら皆で一緒に懐かしめるんだけれど」と語った。この写真展の会期は3月19日まで、会場は香港中央図書館展覧館。