現地紙で読む最新情報  2009年3月16日速報

     



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■深セン、経営難の企業に「休眠」を提案 (中国系香港紙「文匯報」3月13日付)
 金融危機の影響を受け珠江デルタでは香港系企業の多くが生産停止や半停止状態に陥っている。広東省深セン(土ヘンに川)市政府はこうした企業のために「休眠政策」を検討している。この「休眠政策」は深セン市外商投資企業協会が昨年末に市政府に提案したもので受注が落ち込んでいる企業は6カ月〜2年間、工場の稼働停止を申請できるというもの。休眠中は税金や工商管理費などの支払いが免除され、破産やライセンスはく奪を免れ会社を存続させられる。休眠中にもこれまで通り受注を受け、その仕事を他社に委託することができる。同協会では、実施されれば深センで2000社の香港系企業が「休眠」申請を行うと予測している。 

■広東省、加工貿易の内販で「東莞方式」を拡大(中国系香港紙「文匯報」3月13日付)
 広東省では加工貿易企業の内販支援について昨年から同省東莞市で試験的に行っている「先銷後税(先に内販した後で税金補てんする)」方式を省全体で実施する。これは広東省対外経済貿易庁の梁耀文庁長が明らかにしたもの。東莞では昨年から保証金台帳制度による企業分類でA類の企業100社に内販を行った後で税金を補てんする「先銷後税」方式を試行している。これを今年は省内の他の香港系企業にも拡大するという。東莞では昨年、同措置の効果によって外資系企業の内販売上高が前年比19.5%増になった。

■港珠澳大橋、空港連絡鉄道と税関を共有(香港各紙3月13日付)
 香港、広東省珠海、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」の香港側税関・出入境管理所は香港国際空港の近隣に設置され、香港と広東省深セン(土ヘンに川)市の両空港を結ぶ連絡鉄道と共有する見通しだ。税関・出入境管理所は香港国際空港東側に130ヘクタールの人工島を建設して設置される。アクセス道路を含めた工費は200億香港ドル(1香港ドル=13円)と見積もられ、来年から埋め立て工事を開始するという。香港・深センの両空港を結ぶ連絡鉄道もこの税関・出入境管理所を利用することとなり、中国本土住民が深センで香港発のフライトの搭乗手続きができるようにすることも検討している。港珠澳大橋は2009年末に着工、2015〜16年の完成を目指している。

■香港の投資移民申請、会計士への委託可能に(香港各紙3月15日付)
 香港入境事務処は3月23日から投資移民ビザの申請を簡素化するため、会計士に申請書類の準備を委託することを認める。「資本投資者入境計画の規則」によって申請者は申請時から2年間にさかのぼり、市価650万香港ドル(1香港ドル=13円)以上の資産や資本を香港に維持し、それを証明する書類を提示しなければならないが、この書類を本人のほか、本人が所属する香港会計士に委託することができるようになった。すでに申請して審査中の案件についても、代行を認めるという。

■香港取引所、クロージング・オークションとりやめ(香港各紙3月13日付)
 香港証券取引所(HKeX)の周文輝行政総裁は3月12日、終値を決める新たな方法として昨年5月に取り入れた「クロージング・オークション・セッション」の制度を見直し、23日から以前のやり方に戻すと表明した。午後4時に取引を終了させ、終了直前の1分間を15秒ごとに区切って価格の中位数から終値を算出する。9日のクロージング・オークション・セッション(通称「U盤」)でHSBC株に激しい値動きがあり、終値を意図的に操作されると問題視されたため。

■香港財閥のドン・李嘉誠氏の亡き妻の墓荒らし、目的は恐喝(香港紙「東方日報」3月12日付)
 2006年の旧正月元日、香港の大富豪で長江実業の李嘉誠・会長の亡くなった妻の墓が荒らされた。この事件の公判が3月11日、高等法院で行われ、盗掘の目的や犯行実行までの経緯が明らかになった。主犯の香港籍の男2人は元タクシー運転手と修理工。中国本土籍の男5人と共謀し、墓を壊して遺骨を盗んだのは恐喝目的だったと供述した。本土籍の男の1人は05年に主犯から「墓には100万香港ドル(1香港ドル=13円)相当の埋蔵品がある」と盗掘を持ちかけられたと証言。犯行に移すまでに5度も下見にいったが、付近に人がいたため実行できず、旧正月の犯行に至った。主犯は「埋蔵品がなくても遺骨を持ち出せばお金がゆすり取れる。成功したら1人20万〜30万香港ドルが手に入る」と話していたという。結局、犯行当日は墓地の職員に発見されたため、遺骨の一部と職員とその妻が持っていた現金5万香港ドル、ネックレス、お酒4本を奪って逃走。その後、山分けし各自が1600香港ドル余りを得ていた。