現地紙で読む最新情報  2009年5月25日速報

     



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■香港で新型インフル7人目、米国からの帰国時に感染確認続出(香港各紙5月24日付)
 米国から香港への帰国者に新型インフルエンザ(A型H1N1)の感染者が相次いで見つかった。香港衛生署は5月23日、「留学中の子女にインフルエンザの症状や発熱があれば渡航を見合わせるように」と保護者に向けて呼び掛け、「機内で不調を感じたらマスクをかけ、客室乗務員に申し出てほしい」と注意を喚起した。4人目の感染者は、台湾初の感染確認例となったオーストラリア人医師と同じキャセイ・パシフィク航空CX831便(アメリカン航空AA6091便とのコードシェア便)で5月18日にニューヨークから帰国した19歳の香港人女子留学生。5、6目は中国本土籍の53歳男性、20歳の女子留学生で、22日にニューヨークから到着したCX831便(AA6091便とのコードシェア便)、サンフランシスコから到着したユナイテッド航空(UA869便、USエアウェイズUS6465便とのコードシェア便)に乗っていた。24日には7人目の感染者が報告された。21歳の香港人女子留学生で帰国前にニューヨークを訪ね、韓国ソウルを経由して大韓航空KE607便(デルタ航空DL7897便とのコードシェア便)で22日に香港へ戻った。7人目の感染者は空港からE23番リムジンバスに乗って慈雲山の自宅へ帰り、翌23日、広華病院へ行くのにミニバスを使っており、市街地での二次感染が懸念されている。

■福建省の女児が新型インフル感染、香港経由(5月24日の香港電台《RTHK》ニュース)
 中国本土では8例目となる新型インフルエンザ(A型H1N1)の感染者が福建省で報告された。患者は1歳女児。キャセイ・パシフィク航空CX841便でニューヨークを発って5月20日に香港へ到着し、香港国際空港で3時間ほど過ごした後、ドラゴン航空KA662便に乗って福州へ戻った。長楽市まで送ったタクシー運転手、女児の家族には異常はなく、隔離治療を受けている女児は平熱で容体が安定しているという。

■高所得層の貯蓄・投資、銀行預金が37%(中国系香港紙「香港商報」5月21日付)
 ビザカードが香港、中国本土、台湾の3地域の高所得層1545人を対象に行った消費習慣と将来設計に関する調査で、全体の約90%は定期的に貯蓄・投資を行っていることが分かった。毎月の貯蓄・投資の割合は香港が月収の24%、中国本土が同28%、台湾が同26%、3地域の平均は同26%だった。貯蓄・投資の資金配分では銀行預金が35%を占め、特に香港では37%と最も高かった。香港では預金に次いで株式投資に17%、ファンド・保険投資に11%、不動産投資に10%との配分になっている。先に香港上海銀行(HSBC)の金利が年率0.001%に下がったことから、ある資産運用コンサルタントは「高所得層の預金の比率は高過ぎる。資金の10〜20%が適当」とコメントしている。

■4月の香港CPI伸び率0.6%、デフレ懸念高まる(香港紙「香港経済日報」5月22日付)
 香港政府統計処が発表した2009年4月の消費者物価指数(CPI)の伸び率は前年同月比0.6%で、前月の1.2%から0.6ポイント低下した。2005年4月に0.5%を記録して以来、過去4年で最低の伸び率となった。一方、政府の景気対策を加味しないCPI伸び率(基本物価上昇率)は前年同月比1.9%で、前月の2.6%から0.7ポイント低下した。主に食品価格と家賃相場の引き下げが影響している。低所得層の消費を反映するCPI(A)の伸び率はマイナス0.2%で、すでにデフレに突入している。香港中文大学経済学部の荘太量副教授は「今月のCPI伸び率はマイナスとなり、年末までデフレが続く」とみている。

■元NBAの中国人選手バータルがニコラスと共演(香港紙「東方日報」5月20日付)
 陳徳森(テディ・チャン)監督の新作映画『十月囲城』に米NBAでプレーした経験を持つ中国のプロバスケットボール選手、M・バータルが出演することが先ごろ分かった。「中国革命の父」といわれる孫文を描くこの作品には甄子丹(ドニー・イェン)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、黎明(レオン・ライ)ら人気俳優が出演するほか、香港の有名監督の陳可辛(ピーター・チャン)がプロデューサーを務める。内モンゴル自治区出身で身長211センチメートルのバータルの役どころは露店商。当初は出演にとまどっていたものの、製作スタッフの熱心な説得に心を打たれて承諾した。彼は撮影前に台本を熟読して暗記するほど準備に余念がないが、セリフを覚えるのはバスケットよりはるかに難しいと笑ったという。

■珠江デルタ、急な受注増で労働力不足(中国系香港紙「文匯報」5月22日付)
 広東省ではアパレル輸出の伸びが下げ止まるなどの回復傾向が見られており、珠江デルタの企業では急な受注増加から労働力不足の企業が増えている。多くの企業では年初の受注減少によって多くのワーカーが流失しており、4月になってから急に増えた受注に対応できないでいる。中山市で開催された大規模な就職セミナーでは100社余りの企業が約3000人を募集したが、求職者はわずか800人余り。労働力不足のため技術学校から学生を募集し始めた香港系企業も多いという。だが、急に受注が増えたのは生活必需品などの在庫切れを補うためとみられ、輸出回復とみなすのは時期尚早との声もある。