現地紙で読む最新情報  2009年6月9日速報

     



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■深セン市長が汚職容疑で取り調べ(香港各紙6月7日付)
 広東省深セン(土ヘンに川)市の許宗衡市長は6月5日、汚職容疑で中国共産党中央紀律検査委員会に拘束された。許市長のほかに市長の妻、閻小培副市長、秘書長クラスの官僚が取り調べを受けているもようだ。許市長に対しては家電量販店・国美電器の黄光裕・前会長の贈賄事件への関与が疑われているほか、2011年のユニバーシアードや地下鉄の工事をめぐる賄賂、ある女性芸能人の中国本土から香港への移住とのかかわりなどが取りざたされている。香港側では今後の深センとの協力関係に対する影響が懸念されているが、特区政府スポークスマンは「中央政府がすでに承認した珠江デルタ地区改革発展計画要綱や深セン市総合改革案は今後の広東省、深センとの協力について政策上の保証を与えている」と述べた。

■東莞、受注増加も輸出回復は時期尚早(中国系香港紙「大公報」6月6日付)
 広東省東莞市では一部業界で受注が顕著に増え輸出の減少幅も月を追って縮小しているが、地元メーカーでは輸出回復との判断には慎重だ。東莞の3月の外資系企業の受注契約数は1月より98%増、2月より31%増、輸出総額(契約ベース)も1月より72%増、2月より21%増だった。特に食品、アパレル、製紙、化学工業では受注増が顕著となっている。だが、東莞台商協会の謝慶源副会長は、「短期的に急な発注が増えているだけで、先行きはまだ不透明。景気は底入れしたが、輸出回復というには時期尚早」と述べている。

■香港・旺角の腐食性液体事件が3度目発生(6月9日の香港電台《RTHK》ニュース)
 6月8日午後8時ごろ、香港・新界地区の旺角(モンコック)西洋菜南街と通菜街にかけてのネルソンストリートでビル屋上から腐食性の液体が入ったペットボトルが落下し、路上を歩いていた24人がやけどを負う事件が発生した。昨年12月13日、今年5月16日にも同地区で同様の事件が起きている。香港警察は犯人逮捕に30万香港ドル(1香港ドル=13円)の懸賞金をつけており、24時間ホットライン2761−2401への連絡を求めている。香港警察は、屋上を撮影した監視カメラの映像を提供するようビルの管理会社に求めている。

■香港女子学生のドラッグ乱用、自主検査も検討へ(6月8日の香港電台《RTHK》ニュース)
 6月6日、香港ロザリーヒルスクールの女子学生4人が「K仔」と呼ばれるケタミンを更衣室で服用したことが分かり、同日、黄金海岸では15歳の少女2人が同行の20歳女性から「K仔」をもらって飲み、救急車で運ばれた。李少光(アンブローズ・リー)保安局長は6月8日、相次ぐ事件を重く見て、生徒のプライバシーを保護しつつ学校が自主的に検査を行えるような対策を検討すると語った。また、更生施設をランタオ島梅窩に移転させる計画があり、梅窩郷事委員会では「住宅街に近すぎる」と反対の声を挙げている。

■香港で新型インフル新たに3例、感染ルート海外から(香港各紙6月9日付)
 香港衛生署は6月8日、新型インフルエンザ(A型H1N1)につき新たに3人の感染が確認されたと発表した。いずれも海外からで、香港での感染確認は41人となった。5月27日から米国へ渡航し、ラスベガスで開催されたジュエリーフェアに参加してCX881便でロサンゼルスから5日に帰国した27歳女性。この女性に同行し、CX883便で5日に帰国した28歳女性。31例目の患者と同じくスイス・ジュネーブの留学プログラムに参加し、チューリッヒからLX138便で7日に帰国した19歳男子学生。

■香港人女優のイザベラ、PCCW会長の子供を出産(香港各紙6月6日付)
 マカオ出身女優の梁洛施(イザベラ・リョン)が4月26日、カナダ・トロントの病院でかねてから交際がうわさされていた香港電迅盈科(PCCW)の李沢楷(リチャード・リー)会長の息子を出産した。紙面には親子3人の写真も掲載。中国語の名前は祖父の李嘉誠・長江実業会長が「長治」と名付けたという。李会長は記者の取材に対し「もちろんうれしい」とコメントしたが、2人の結婚については触れなかった。6月末に21歳になるイザベラはポルトガル人の父親と中国人の母親との間に生まれた。生後半年で父親を亡くし、家庭の経済状態は良くなかったが、抜群の美ぼうで12歳で英皇(EEG)と契約、15歳でデビューした。主演映画『伊莎貝拉(イザベラ)』は国内外で高い評価を得たものの、昨年突然米国に渡り、EEGから契約違反で訴えられ、後に和解している。一方、近々43歳になるリチャード氏は李会長の次男で独身。香港富豪の子息の中でも結婚相手が特に注目される1人だった。

■香港名物・靴磨き職人、違法営業で検挙(香港紙「東方日報」6月5日付)
 香港食物環境衛生署が街角の靴磨き職人を相次いで違法営業で相次いで検挙したことが物議を醸している。先ごろ、香港島セントラル美利道の名物職人に続き、劇院里で20年余りにわたって営業してきた職人など4人が検挙された。香港では1970年以降、街頭の靴磨き職人に対して営業ライセンスの発給、更新、再発行をしておらず、現在ライセンス保持者はいないという。このため違法とされるが、セントラルの名物でもあり、多くの顧客がいることから、市民からは撤去を惜しむ声や検挙は人情に欠けるとの批判が上がっている。