現地紙で読む最新情報  2009年6月10日速報

     



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■深セン市長取り調べ、収賄など3方面で調査(香港紙「香港経済日報」6月9日付)
 広東省深セン(土ヘンに川)市の許宗衡市長が汚職容疑で取り調べを受けている件について、中国共産党中央紀律検査委員会はまれに見る大規模な調査を行っているもようだ。中央紀律検査委は建築工事の許認可をめぐる利益供与、官職買収行為、家族の財政状況の3つの面で許市長を調査。「地下鉄市長」の異名を取る許市長は5本の地下鉄を一斉に着工させているが、この地下鉄のほか、ユニバーシアード会場、公共住宅などの工事で業者からの収賄が疑われている。また低学歴にもかかわらず12年で処長から市長に昇進するのは速すぎ、官職を買収した疑いがある。家族の財政状況については出所不明の資産がないかを調査している。許市長のほかに一部官僚と関係者に対しても出境を制限する措置が取られ、他の官僚の汚職も発覚する可能性がある。

■新型インフル「フェーズ6」宣言濃厚、香港では45人(6月10日の香港地上波テレビ「無線電視」《TVB》)
 世界保健機関(WHO)は新型インフルエンザ(A型H1N1)が世界的なパンデミックに至ったと判断し、警戒レベルの最高級「フェーズ6」への引き上げを間もなく宣言する見通しだ。カナダで重症化するケースが増えたことにも注視している。香港では6月9日、新たに4例の感染が確認された。いずれも海外からで、香港での感染確認は45人となった。米国とカナダを旅行してCA007便(TG5867便とのコードシェア便)で6月7日に帰国した27歳女性。タイのプーケットを旅行してKA213便で6月8日に帰国した33歳男性。オーストラリアブリスベンに住みCX134便で香港を訪れた39歳男性。米サンフランシスコからCX873便で6月7日に帰国した15歳女子留学生。

■新型インフル用ワクチン購入、香港の高齢者などに無料接種(香港各紙6月10日付)
 新型インフルエンザ(A型H1N1)のワクチン購入計画が6月9日、香港行政会議(閣議に相当)で決定した。曽蔭権(ドナルド・ツァン)香港行政長官は、(1)医療スタッフ(2)生後6カ月〜6歳の幼児(3)65歳以上の高齢者(4)慢性疾患など健康上のリスクがある人――の4分類を対象に、政府が無料でワクチン接種を行う計画を明らかにしている。この対象となるのは約200万人。香港政府は6月19日の立法会財務委員会で10億香港ドル(1香港ドル=13円)の予算計上を提案する。

■広西で熊の手173本を押収(香港紙「りんご日報」6月17日付)
 広西チワン族自治区で先ごろ、古紙を積んだトラックから熊の手173本などが発見された。同自治区防城港市で公安職員が疑わしいトラックを発見。同市に近い東興市まで追跡し荷台を検査したところ、中から古紙に包まれたツキノワグマのものとみられる手173本とニシキヘビの皮4枚、センザンコウ1匹が見つかった。ツキノワグマは国家2級保護動物に指定され捕獲が禁じられているが、手には生きたまま切られた痕があった。中国では昔から熊の手や胆臓は漢方薬材として珍重されており、現在でもと殺・密輸が後を絶たない。また、手や胆臓、胆汁を取る際の方法が残虐なため、動物保護活動を行う国内の専門家からも「中国人は飲食文化を改めるべき」といった意見が出ている。

■汎珠江デルタフォーラム、広西・南寧で開幕(中国系香港紙「文匯報」6月9日付)
 6月9日、広西チワン族自治区南寧市で第5回汎珠江デルタ地域協力発展フォーラムと経済貿易商談会が開幕した。6月13日まで開催される。フォーラムでは汎珠江デルタの9省・自治区と香港、マカオのトップが一堂に会するほか、各政府代表団、経済貿易代表団、中央政府関係部門、東南アジア諸国連合(ASEAN)からの代表などが出席する。広東省からは2000人余りの経済貿易代表団が赴き、汎珠江デルタの他地域と2000億元余りのプロジェクトを契約する予定だ。同フォーラムは2004年から開催されているが、昨年は四川大地震のため、第5回開催が今年に繰り下げられた。

■香港・旺角の歩行者天国に監視カメラ設置(香港各紙6月10日付))
 香港・新界地区の油尖旺区議会は6月9日、旺角の歩行者天国に監視カメラを設置したと報告した。同日午後3時に作動開始、24時間態勢で録画する。8日夜、旺角の西洋菜南街と通菜街にかけてのネルソンストリートでビル屋上から腐食性の液体が入ったペットボトルが落下し、路上を歩いていた24人がやけどを負う事件が発生した。昨年12月13日、今年5月16日にも同地区で同様の事件が起き、犯人逮捕と模倣犯防止のため、監視カメラの設置を要望する声が上がっていた。