現地紙で読む最新情報  2009年6月12日速報

     



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■深セン前市長の汚職疑惑、渦中の女優が声明(香港紙「星島日報」6月11日付)
 広東省深セン(土ヘンに川)市の許宗衡前市長の汚職容疑にからみ、前市長と親密な関係が憶測されている女優の1人、元体操選手でオリンピック金メダリストの劉●(王へんに旋)(リュウ・シュエン)さんが6月10日、所属事務所を通じて「事実無根」との声明文を発表した。また、香港紙「明報」が近年香港籍を取得した4人の中国本土女優の名前を写真入りで掲載し、この中に自身が含まれていたことについて、「明報」に謝罪文の掲載を求める意向だ。現在当局に身柄を拘束されている元市長は公共工事の受注をめぐる収賄のほか、ある女優が「優才計画」で香港へ移住する際に便宜を図った疑いが持たれている。元市長の拘束はこの女優が突破口となったもので、女優はすでに当局の取り調べに対し、元市長から金銭を受け取ったことや香港での元市長のプライベートな用件をすべて引き受けていたこと、元市長の中国中央電視台(CCTV)の番組出演を手配し知名度を上げる手伝いをしたことなどを供述しているという。

■香港の新型インフル集団感染、小学校など全面休校(香港各紙6月12日付)
 香港の曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は6月11日、新型インフルエンザ(A型H1N1)対策委員会を開いた。聖保禄学校(セントポール・コンベントスクール)中学部で生徒12人の集団感染が分かったのを受け、6月12〜25日の2週間、小学校、幼稚園、保育センター、特殊学校など、低年齢の子供が集まる教育機関をすべて休校とする緊急措置を決めた。中学校については、生徒の感染が確認された場合、その学校を休校とする方針だ。聖保禄学校では6月10日に生徒1人の感染が確認され、同11日から休校している。感染源は判明していない。孫明揚(マイケル・スン)教育局長は、休校期間中は人混みや多人数の接触する場所、新型インフル流行地域への海外旅行に子供を連れて行かないよう、保護者に注意を呼び掛けた。このほか、社会福利署では、高齢者サービスやリハビリセンターはケアが必要な人の利用は継続するが、子供や家族の訪問をなるべく控えるよう呼び掛けている。

■香港の中学校で新型インフル新たに14人集団感染(香港各紙6月12日付)
  香港衛生署は6月11日、新たに14人の新型インフルエンザ(A型H1N1)感染を確認した。このうち11人は、6月10日に感染が報告された聖保禄学校(セントポール・コンベントスクール)中学部の16歳女子学生と同じクラスの生徒。この女子学生は最近の渡航歴も、これまでに感染が確認された患者との接触歴もなかった。このほか、欧州を旅行して6月10日にBA25便で帰国した43歳男性、米サンフランシスコ在住で11日にSQ1便で帰国した16歳女子、スイスの留学プログラムに参加し、7日に帰国した20歳女性。この女性は8日に感染が確認された19歳男子学生と機内で近くに座っていた。香港での感染者は63人となった。

■深セン、5月の新築住宅価格が6%増(香港紙「香港経済日報」6月11日付)
 広東省深セン(土ヘンに川)市の5月の新築住宅物件の平均価格(1平方メートル当たり)は前月比約6%増の約1万3000元(1元=13円)に達し、不動産市場の活況が伝えられている。前年同月比では平均価格は約10%増だが、取引量は約3倍、成約額は100億元を突破し、今年最高となった。広州市も中古住宅の平均価格が7900元余りに達し、2007年の市場過熱時を上回った。一方、国家発展改革委員会と国家統計局が10日に発表した「5月の全国70都市の住宅価格統計」によると、全国平均の住宅価格指数は同0.6%増で、3カ月連続で上昇。前年同月比では0.6%減だが、下げ幅は4月より0.5ポイント縮小、不動産景気は引き続き回復傾向となっている。

■金融危機と新型インフル、香港観光業へ影響大(香港各紙6月11日付)
 6月10日、香港立法会(議会)で米国発の金融危機と新型インフルエンザ(A型H1N1)による観光業へのマイナス影響が議題に上った。商務及経済発展局の劉呉恵蘭(リタ・ラウ)局長の答弁によると、2009年4、5月の来港者数はそれぞれ延べ243万9490人、同202万6365万人で、前年同月比0.8%増、同13.5%減と、5月は明らかに減少傾向にある。1〜4月のホテル平均客室稼働率は79%で、前年同期の84%より全体として利用者が減った上、高級ホテルの稼働率は前年同期比9%減と減少が顕著だった。

■香港行政長官、汎珠江デルタ4億人市場を開拓(香港各紙6月11日付)
 広西チワン族自治区南寧市で開催されている第5回汎珠江デルタ地域協力発展フォーラムに参加した曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官は、地域協力を通じた香港企業の内販開拓に力を入れるなどの方針を述べた。曽長官は地域の産業協力について、域内各地での展示商談会の開催や各地消費市場の情報公開などを推進し、加工貿易をはじめとする香港企業の内販開拓を支援すると説明。「珠江デルタ地区改革発展計画要綱」の実施を契機に、大珠江デルタ5000万人市場、続いて汎珠江デルタ4億人余りの市場を開拓する考えを示した。

■「イル・ディーヴォ」、9月に香港でコンサート(香港各紙6月11日付)
 男性ボーカリスト4人組の「イル・ディーヴォ」が9月26日に香港でコンサートを行う。クラシック音楽の声楽法でポップスを歌う「クラシカル・クロスオーバー」が持ち味のイル・ディーヴォは、歌唱力の高さのみならず、メンバー4人のルックスからも絶大な人気がある。2006年にはサッカーW杯のテーマソングを歌いヒットを飛ばした。今回の公演は世界32カ国・地域の81都市を巡るワールドツアーの一環。世界的に有名なプロデューサーのウィリアム・バンカー氏が手掛けたハイテクを駆使したステージ演出が見られるという。会場はアジア・ワールド・エキスポ。チケットは380〜1280香港ドル(1香港ドル=13円)で、6月16日から発売される予定。