現地紙で読む最新情報  2009年7月21日速報

     



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■深センからの香港旅行が2割減少(中国系香港紙「大公報」7月17日付)
 広東省の深セン(土ヘンに川)市旅遊局の最新統計によれば、6月に深センから香港を訪れた人数は延べ4万6400人と前年同月比24.92%減少した。また、夏場の香港のテーマパークは深セン市民の人気スポットだったが、今年は同20%減少した。背景には、金融危機や深セン籍住民への数次ビザ発給で市民が「いつでも行ける」と考えるようになったこと、香港の新型インフルエンザ(A型H1N1)の流行を懸念していることなどが挙げられる。深センのある旅行会社は「香港のホテルは半額、観光地の入場料も2人だと1人は無料になる所もあるが、お客は関心を示さない」と語った。この会社では、以前は香港へのツアー客は1カ月平均延べ7000〜8000人いたが、現在はこの半分にまで落ち込んでいるという。

■香港の失業率が5.4%に上昇、失業者20万人超える(香港各紙7月21日付)
 香港政府統計処は7月20日、2009年4―6月の失業率を5.4%(速報値)と発表した。前月発表(09年3―5月)から0.1ポイントの上昇。芸術、娯楽、レジャー、社会活動の業界や卸売業で失業率が悪化した。しかし労工及福利局の張建宗・局長は、失業率の上昇圧力は緩和されつつあると指摘、「地場のビジネス環境は依然弱いものの、世界経済に復興の兆しが見えて、域内の経済環境は年初より改善された」と述べた。特に建設や補修工事の失業率が改善したのは、公共工事を促す政府の措置が功を奏したとみている。不完全就業率は前月と変わらず2.3%(速報値)。就業者数は8700人減って350万6200人、失業者数は3300人増えて20万3000人。労働人口は5500人減って370万9200人となっている。

■広東省、上半期のGDPは7.1%増(中国系香港紙「大公報」7月18日付)
 広東省の上半期の域内総生産(GDP)伸び率は7.1%となり、通年目標の8.5%成長の達成に希望が見えてきた。これは16〜17日に行われた中国共産党広東省委員会の全体会議で明らかにされたもの。GDP伸び率は第1四半期が5.8%、第2四半期が8.5%だった。広東省の林木声・副省長は「金融危機が引き続き悪化しなければ目標とする8.5%は実現可能」との見方を示した。ただし上半期の輸出総額は前年同期比18.6%減(伸び率は前年同期より31.6ポイント低下)、一定規模以上の工業増価値は同4.4%増(同9.3ポイント低下)であるなど、まだ経済回復の基盤が不安定とみられている。

■深セン、上半期のGDPは8.5%増(香港各紙7月18日付)
 広東省の深セン(土ヘンに川)市統計局は7月17日、上半期の経済統計を発表した。同期の域内総生産(GDP)は前年同期比8.5%増の3631億6900万元(1元=13円)に達し、経済全体が回復に向かっていることが示された。特に第3次産業増加値は同12.1%増で、工業に代わってGDPの伸びをけん引。第3次産業の比重はすでに第2次産業より10.1ポイント上回っている。ただし貿易総額は同18.1%減、うち輸出が同15.8%減、輸入が21.4%減と依然厳しい状況にある。

■香港の新型インフル流行期、2次感染の攻撃率14%(香港各紙7月21日付)
 香港食物及衛生局の梁卓偉(ガブリエル・マシュー・リョン)副局長は7月20日、新型インフルエンザ(A型H1N1)の最新状況を報告した際、「世界保健機関(WHO)は各国・地域の感染件数を更新するのをやめたが、香港は夏のインフルエンザ流行期にあり、最近では重症化するケースもいくつかある」と述べ、政府は情報を日々公開し、市民も警戒を緩めないよう呼び掛けた。この10日間の観測では、患者1人あたり1.3人を感染させ、2次感染の攻撃率は14%(患者と接触歴のある人100人あたり14人が発病)。香港で感染が確認された人の99.5%は軽症だが、現在、入院治療を受けている33人のうち、8人は重症化し、5人が危険な状態にあるという。同日午後2時30分までに香港での感染者数(累計)は1886人となった。

■蚊の繁殖率、香港全域で上昇(香港各紙7月21日付)
 香港食物環境衛生署は先ごろ、今年6月の蚊の繁殖指数を発表した。繁殖指数は香港域内38カ所に設置した産卵器から計測しており、20%を超えると警戒ラインとされる。6月は大幅な上昇が見られた。繁殖が確認された観測地点は5月の7カ所から37カ所に増え、平均指数は5月の8.2%から19%に上昇した。また、20カ所で警戒ラインを超えた。このうち最も指数が高かったのは観塘中で48.3%、次いで大囲が38.5%だった。また、中国本土との主な出入境ポイントでも平均指数は前月よりも上昇し、1.5%となった。