現地紙で読む最新情報  2009年8月20日速報

     



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■東莞、受注急増で労働者不足の逆転現象(香港各紙8月19日付)
 金融危機で大量の労働者を解雇した「世界の工場」と呼ばれる広東省の東莞市では、最近、工場側が労働者集めに追われる逆転現象が起きている。第2四半期以来、玩具、衣類など東莞の従来型産業の受注は約3割増加し、7月の労働者需要は10万人、すでに前年同期の9割近くまで回復した。その一方、同市のある人材あっ旋会社では第2四半期の求人数約1万3000人に対し求職に訪れる人は延べ6000人程度。労働者不足が深刻化している。同市東城工業区内の工場の多くには「熟練工大量急募」の張り紙があり、労働者の紹介者に数百元の報奨金を出す企業もある。だが、香港工業総会と香港中小企業連合会では「欧米のクリスマス向け商品などの需要が一時的に出ているだけで、珠江デルタの本格的な経済回復にはつながらない。生産が一段落すれば工場側がまたリストラを行う可能性も否定できない」との見方を示している。

■広東省、海外投資を誘う違法証券業者を摘発(中国系香港紙「大公報」8月19日付)
 広東省公安庁は18日、非合法な証券業務経営による犯罪行為を21件摘発したと発表した。主に香港・マカオ・台湾の関係者が中国本土住民の海外投資を仲介したものである。同公安庁は昨年から広東省証券監督管理局などと連携して違法証券投資活動を取り締まり、計21件の案件で香港・台湾住民を含む186人を逮捕、4000万元(1元=13円)余りの資金を押収した。これら案件には全国で4000人余りの投資家がかかわっており、運用資金総額は4億元余りに上る。多くは香港・マカオ企業を背景として海外のファンド、金、先物、外為などへのハイリターン投資を誘うものだった。

■粤港合作連席会議を開催、8協定に調印(香港各紙8月20日付)
 香港で8月19日、広東省と香港の両政府による協力会議「第12次粤港合作連席会議」が香港で開催された。今回主催した香港側は曽蔭権(ドナルド・ツァン)行政長官、広東省側は黄華華省長が代表を務め、「珠江デルタ地区改革発展要綱」の推進、越境インフラ、環境保護、金融などの協力について討議し、8件の協定に調印した。「珠江デルタ地区改革発展要綱」の推進は今年の協力の重点とされ、その一部である「広東省・香港協力枠組み協定」を年内に策定し、第12次5カ年計画入りを目指すことが確認された。8件の協定には深セン(土ヘンに川)前海での現代サービス業協力推進、香港・深セン空港間連絡鉄道の建設推進などが含まれている。

■香港へのロシア人観光客、77%増(香港紙「東方日報」8月19日付)
 今年7月から香港特別行政区政府とロシアの相互間で、観光主な目的とした短期滞在ビザが免除されたことから、香港を訪れるロシアからの観光客が急増している。ロシアからの昨年通年の来港者は前年比13%増の3万7000人だった。それがビザ免除実施後は急増し、今年7月だけで来港者は前年同月の1620人に比べ77%増の2863人に達した。香港の旅行業界関係者は、最近ロシアの多くの旅行社が香港に視察に訪れるなどツアーを企画しており、半年後にはロシア人向け市場はさらに広がるとみている。同様に香港人のロシア旅行も増加している。しかし、香港―ロシア間の直行便は週4便しかなく、需要に追いつかないとの懸念もある。業界では両地の航空会社に直行便を増やすよう働きかけるという。

■コカインの摘発、香港の簡易ロッカー内取引は初めて(香港各紙8月19日付)
 若者の薬物乱用を防ぐため学校での身体検査が検討されている香港で、違法な薬物の摘発が続いている。8月17日には新界地区・沙田の新城市広場(ニュータウンプラザ)で簡易ロッカーを利用した薬物売買が初めて摘発された。香港警察の捜査員がショッピングモールを張り込み、男2人がロッカーに物を入れ、もう1人が受け取りに来たところを逮捕した。現場でコカインとみられる物を約2キログラム押収。続いて、小分け包装を行っていた馬鞍山の住宅で約29キログラム(末端価格2800万香港ドル相当)(1香港ドル=13円)が見つかった。過去の押収記録を上回る規模という。18日には、香港国際空港の税関で6キログラム(末端価格480万香港ドル相当)のコカインを持ち込もうとしたボリビア籍の男が逮捕された。男は、アルゼンチンのブエノスアイレス、南アフリカのヨハネスブルグを経由して香港に到着。旅行かばんに袋詰めしたコカインを隠し持っていた。

■下着盗撮した元香港警官、80時間の社会奉仕令(8月19日の香港電台《RTHK》ニュース)
 香港の観塘裁判法院は8月19日、女性のスカート内部を盗撮した香港人の男に80時間の社会奉仕を命じた。被告は44歳の元警官。この事件で逮捕された後、退職している。今年5月、非番だった被告はレジ袋にビデオを入れて旺角の街中を歩き、撮影していたところを捕まった。ビデオカメラには、女性のスカート内部や背中などが多数録画されていたという。判決では「女性の尊厳を損なう行為」と反省を求められ、再犯の場合は禁固もあり得ると警告された。