現地紙で読む最新情報  2009年9月10日速報

     



  • 見出し一覧(戻る)
  • 香港情報
  • 台湾情報
  • マカオ情報
  • 中国指導者 WHO'S WHO










■珠江デルタ、約半数が昨年より受注減少(中国系香港紙「香港商報」9月9日付)
 珠江デルタの輸出企業のうち約半数は受注が昨年下半期より減少していることが、ある調査で分かった。受注が昨年下半期より「減少した」と答えた企業は46.76%、「同じ」が31.54%、「やや増えた」が12.53%、「顕著に増えた」は9.17%だった。受注増加の理由としては76.58%が「従来の受注ピークがやってきた」とみており、「外需が回復した」という企業はわずか3.83%だった。多くの企業の受注は9月までの生産分となっており、それも量が少なく価格が低い傾向にあるという。

■深セン、政府機構改革で31部門設置(中国系香港紙「文匯報」9月9日付)
 広東省の深セン(土ヘンに川)市政府は9月8日、政府の機構改革による31の新部門設置とその責任者を発表した。今回の機構改革では3分の1に当たる15部門を廃止、局長クラス56人をはじめ394人の職員を削減するもの。7月31日の改革動員大会からわずか39日で機構改革を完了させた。これは国務院に承認された深セン市総合改革案の一環で、各地の地方政府で推進される行政管理体制改革のモデルケースとして注目される。

■中国当局者が新エネルギー車産業の急拡大に懸念(中国紙「第一財経日報」9月7日付)
 中国国家発展改革委員会・産業協調司の陳斌司長はこのほど、新エネルギー車事業が急拡大している国内自動車産業の現状に懸念を示した。中国メディア各社は「当局者が過熱する新エネルギー車産業に冷や水」と伝えている。陳司長は「現在、国内では新エネルギー車ブームが起きており、開発能力がない企業まで参入しようとしている。こうした状況は国の政策に合わないだけでなく、同産業の健全な発展に不利だ」と述べた。中国国内では当局が新エネルギー産業の発展推進に注力する意向を示したことから、自動車業界でも投資が拡大している。

■香港人記者の殴打事件、「厳粛に処理」を(9月9日の香港電台《RTHK》ニュース)
 新疆ウイグル自治区ウルムチ市で発生したデモを取材中の香港人記者が、公安職員に殴打された事件について、行政会議召集人で次期行政長官選挙への出馬が有力視される梁振英氏が9日、「事件の厳粛な処理」「香港メディアによる合法的な取材活動の回復」を要求する姿勢を示した。事件に遭ったのは無線電視(TVB)所属の記者とカメラマン、now新聞台のカメラマンの3人。TVB外報部は9月4日、同社の記者がこん棒で殴られた上、派出所に連行されて取り調べを受けたと発表。記者の携帯電話に連絡した際「捕まった」と一言発して通話が切られ、「これ以上話してはならない」との声が聞こえたと抗議した。新疆当局が「記者証の提示を拒んだため」(盗撮、記者証偽造の疑いをもたれた)と説明したことも、事実と異なると反論している。

■香港の就業に改善の兆し、経営者の11%が求人を予定(香港紙「香港経済日報」9月9日付)
 人材コンサルタント会社、マンパワーが7月に35の国・地域の7万2000人(うち香港は815人)の経営者を対象に行った調査で、香港では11%が第4四半期に求人を行うと回答、伸び幅は前期比で今年最高の3ポイント上昇となった。人員削減を行うと回答したのはわずか7%だった。また、季節要因調整後の求人意欲は3%で、前年同期比11ポイント低下となったが、前期比では6ポイント上昇した。雇用状況は改善しつつあるが失業率はまだ改善されておらず、経済全体に不明りょうな要素が残る。同社の香港・マカオ地区責任者は「現在の求人は昨年以降のリストラによる人材の穴埋めであり、新たな雇用は少ない」とコメント。ただし、金融業界の一部職種などでは5〜10%昇給の動きもみられるという。ちなみに今回の調査で求人意欲が最も高かったのはインドの25%、次いでブラジルの21%、中国本土は8%で5位、香港は12位、日本はマイナス6%で32位だった。

■香港で台風シグナル1発令、週末は雨の予報(9月10日の香港電台《RTHK》ニュース)
 台風13号「ムジゲ」となる熱帯低気圧が発生。香港天文台は4時35分、台風警報シグナル1を発令した。9月10日午後9時、この熱帯低気圧は香港の東南、南寄り約390キロメートルの距離にあり、西北、西寄りに時速18キロメートルで移動中。海南島一帯へ達するもよう。9月10日は晴れ間も見えるが、9月11〜12日から激しい雨や強風となり、雨の予報は9月14日まで続いている。

■香港で幼稚園や保育所の情報一覧サイト利用開始(香港各紙9月9日付)
 香港の幼稚園や幼児センターの情報が一覧できる香港政府教育局のウェブサイトhttp://chsc.edb.hkedcity.net/kindergartenが9月8日、利用を開始した。教育局に登録されている香港全域の幼児教育施設、約950カ所について、所在地、連絡先、創立年、学校長氏名、営利・非営利の区分、児童数、教員数、教室数、屋内・外の遊び場の有無や各種施設、各クラスの学費、制服・かばんなどの価格などを掲載している。

■香港男優のアーロン、映画『ATOM』で声優に(香港各紙9月8日付)
 香港の歌手で俳優の郭富城(アーロン・クオック)が、10月2日から香港で公開されるアニメ映画『ATOM』の香港版で吹き替えを担当する。この作品は故・手塚治虫氏原作の『鉄腕アトム』をフル・コンピューターグラフィックで映像化したアニメ映画。制作費6500万米ドルを投じた大作だ。アーロンが声を担当するのはアトムの生みの親であるテンマ博士。アトム役はアーロンと香港映画『父子』で親子を演じた子役の呉●▲【●=さんずいに景、▲=さんずいの右におつかんむり、その下に臼】(イアン・ン)。米国版ではテンマ博士をニコラス・ケイジが、日本語吹き替え版では役所広司が演じる。声優はこれが初めてというアーロンは、「僕がデビューしたばかりならアトムを演じたかったけれど、この13歳の役柄を演じるなら12歳のイアンが適任」と自らイアンを推薦したという。また、日米のオスカー俳優と一緒に博士を演じることができて光栄だと話している。