台湾関連情報  2008年4月18日記  最新中国株情報 WINTRADE


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中国撤退の企業、工場建設へ 台湾・雲林県
音無の構え、中国当局の圧力回避


 中国では過剰投資を抑えるマクロ経済政策や一月施行の労働契約法改正後、経営コストが上がり、中国大陸に進出していた大量の台湾企業が中国から出て行くケースが後を絶たない。台湾南西部の雲林県では中国大陸に進出していた台商(台湾企業)三社が科学技術工業エリアに工場新設を申請、他にも大手企業三社が雲林県政府に工場建設の意向を伝えている。

 いずれも中国大陸で工場を持ち、コスト高に苦しめられた末、台湾へ投資を逆流させざるを得ない事態なので、淡々とした態度だ。台湾に逆流する大陸投資マネーは、中国大陸に進出していた台湾企業が工場をそのまま大陸に置いた“人質”状態で台湾に投資している形なので、投資計画が不明瞭なように装って中国当局の圧力を回避。音無の構えで黙々と計画を実行に移すだけである。

 中国では出稼ぎ農民などの労働者待遇を改善する労働契約法の改正や人民元レートの急上昇で中国沿海部に進出していた企業は大幅なコスト高で国外脱出ラッシュが続き、東南アジアへ移転するケースや中国内陸部へ移るケース、台湾へ戻るケースなど様々だ。

 雲林科学技術工業エリアは今年に入って中国大陸に投資する台湾企業三社が工場を建設し、他にも十数社から工場誘致計画もあるが、余った土地に限りがあるため、実際の需要を満足させることは困難だ。

 雲林県政府の建設處長は「大陸に投資している台湾企業は台湾で過去に成功した経験が多く、これらの企業が工場移転するというだけで地元への投資価値が上がるのではないかとの注目を集める」と見通し、地元政府として電気ガスなど公共インフラを拡充しながらバックアップする意欲満々だ。地元政府も投資する台商が中国当局から圧力を受けないよう配慮し、インフラ整備による地方活性化策を地味に準備を進めている。(深川耕治=08年4月18日記)



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