李前総統が陳総統の支援活動 台湾
7万人が手をつなぎ「人間の鎖」


 李登輝前総統は二月一日、台南県で台湾独立派の住民約七万人を集めて手をつなぎ合い、約六〇`の人間の鎖を作って中国の台湾向けミサイル配備に抗議する集会を開いた。

 同集会は二十八日に百万人を集めて台湾本島の南北を人間の鎖でつなぐ大規模集会の予行演習集会。同日は一九四七年二月二十八日、本省人(戦前から台湾に住んでいる人々)の民衆抗議デモに対して国民党が軍隊を投入して弾圧し、約三万人が虐殺された事件の記念日で台湾独立志向の機運を一気に盛り上げる狙いがある。

 同集会で李前総統は「台湾は民主国家であり、この活動はわれわれの国を一緒に護持するためのもの。三月二十日の総統選では陳水扁総統の再選を支持し、台湾本土政権を継続させよう」と訴えた。

同集会には謝長廷高雄市長ら民進党幹部も参加。一日午後二時二十八分に約七万人が一斉に手をつなぎ、「ミサイル反対、住民投票が台湾を救う」などのシュプレヒコールをあげた。(04年2月1日記)