話題の人登場2007年5月10日記(深川耕治)   最新中国株情報 WINTRADE

   



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韓国に対抗して「蘇岩礁保衛協会」発足準備する王建興氏

 東シナ海北部海域の水中暗礁・離於島(イオド=中国名・蘇岩礁)に韓国が海洋探測基地を建設して人工島化している問題をめぐり、中国の民間団体として同暗礁の中国主権を主張する組織立ち上げを準備している。

 韓国済州道にある同国最南の島、馬羅島(マラド)から西南百四十九`に位置する水中暗礁の離於島は水面下四−五bにあり、暗礁それ自体は国際法上、島とは認められていないが、韓国海洋研究所は二〇〇一年、ヘリの離着陸場や衛星レーダー、灯台、船着き場を常備した巨大な鉄筋十五階建て相当の建物を暗礁上に建設。暗礁を人工島化した離於島は〇二年以降、「韓国離於島総合海洋科学基地」として八人の常駐研究員を交代で派遣し、事実上、韓国が実効支配している状況だ。

 中国政府は昨年八月まで同問題を公開せず、違法建築建設を許したことへの不満が中国国内で広がり、蘇岩礁を中国領として奪還しようと活動する人々がウェブサイト「中華保衛蘇岩礁志願者連盟」を立ち上げ、同問題を抗議する「韓国に対する中華民族の三十六問」が大反響。民間団体「保衛蘇岩礁協会」を立ち上げる動きにつながった。蘇岩礁附近には似たような暗礁で鴨礁、虎皮礁(いずれも中国名)があり、「黄海上に浮かぶ暗礁の日向礁にも韓国が類似した海上建造物を建設して黄海の中国領海すら徐々に韓国が管轄。共同開発しない限り、海底石油資源まで韓国に奪い取られることになりかねない」と中国政府の軟化した態度に警鐘を鳴らす。

 一九七四年、中国遼寧省営口市生まれ。天津の南開大学入学後、韓国高麗大学に一年間、国費留学。九七年に卒業後、ソウル、大阪、ケープタウンに遊学し、北京大学で研究生となり、西アフリカのトーゴでフランス語を学びながら民俗文化を研究。モーリシャス、ギニアを回り、〇三年から中国社会科学院西アジア・アフリカ研究所の博士課程に在学中。三十三歳。

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