話題の人登場2006年12月1日記(深川耕治)   最新中国株情報 WINTRADE

   



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来年3月の香港行政長官選挙に
立候補予定の梁家傑立法会議員

 来年三月に行われる第三期香港行政長官選挙に民主派政党の公民党は同党所属の立法会議員で弁護士の梁氏を擁立した。民主派政党の民主党などと合わせ、民主派勢力を代表して立候補する予定だが、正式な立候補には八百人の選挙委員のうち百人以上の指名推薦を取り付けることが必要で、最大の難関となっている。

 昨年末から完全普通選挙の早期実現を求める民主派デモに参加するなど政治的動きを見せていた陳方安生(アンソン・チャン)元政務官が、今年九月二十三日、来年三月の行政長官選挙へ立候補しないことを表明。チャン氏を行政長官候補として擁立する動きを見せていた民主派は、別の候補を模索するしかなくなり、梁氏も有力候補者として名前が挙がっていた。

 最大野党の公民党は四日の党大会で正式に梁氏の擁立を決定し、民主党やその他の民主派立法会議員と手を組んで行政長官選挙対策委員会を組織し、梁氏を正式に民主派代表の行政長官候補として擁立した。曽行政長官が先月打ち出した施政方針に対して梁氏は「長期計画の展望に欠け、特定の既得権益に都合の良い内容」と厳しく批判する。

 昨年七月、董建華前行政長官の辞任に伴う補欠選挙で民主党の李永達主席が出馬表明したが、選挙委員百人以上の指名を取り付けることができず、正式立候補を断念。曽蔭権(ドナルド・ツァン)氏が対立候補なしの無風状態で自動当選した。二〇〇二年の第二期行政長官選挙でも董前行政長官の対立候補が現れることなく自動当選しており、民主派に不利な間接選挙システムが中央政府のコントロール下で行われ続ける批判につながっていた。

 来春の行政長官選も、曽行政長官の再選は確実視されているが、同選挙では選挙権のある八百人の選挙委員の選定を行う選挙立候補が八日に締め切られ、十二月十日の選挙で一千百七人の立候補者の中から民主派が百人以上選ばれるかどうかが決まる。

 香港各紙によると、民主派が選挙委員百人以上を確保できる可能性は高いが、現状では選挙に勝てる見込みはないとの見方が大勢だ。最新世論調査で曽行政長官と梁氏のどちらを次期行政長官に支持するかとの問いに曽氏が59・5%、梁氏が18・1%で大きく水をあけられている。

 香港生まれ。一九八二年、香港大学法学部卒業後、英ケンブリッジ大学で法学修士となり、八三年から香港で弁護士活動を開始。二〇〇四年から立法会議員。妻の陳淑儀さんとの間に二男一女。(深川耕治記)



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